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ある・く【歩く】🔗🔉

ある・く【歩く】 自五 両足が同時に地面から離れないような足の運び方で進む。あゆむ。歩行する。 「野山を━」 「肩を落としてとぼとぼと━」 「学校は━・いて五分の所にある」 「走る」に対して、ゆっくりした足の運び方に注目して言う。 乗り物を使わないで移動する。 「行きはバスだが帰りは━」 ◇乗り物利用の有無に注目した言い方。 あることをするために、あちこちを動き回る。あちこちで〜して回る。 「あちこちを金策[取材]に━」 「取引先を━・いて注文をとる」 「団地を回って車を売り━」 「夜の酒場を飲み━」 「方々を尋ね━」 移動行為に注目した言い方で、徒歩である必要はなく、また乗り物を使ってもよい。「宣伝カーで市中を触れて━」 野球で、打者が四死球によって塁に出る。 「フォアボールで一塁に━」 「四番打者を四球で━・かせる」 月日・年月を経る。すごす。あゆむ。 「━・いてきた道[半生]を回顧する」 ◆「あるって」「あるった」は東日本の方言的な言い方。 歩ける 歩き 関連語 大分類‖体の動き‖からだのうごき 中分類‖歩く‖あるく

明鏡国語辞典 ページ 232 での歩く単語。