さ・める【冷める】


自下一


熱い物の温度が下がって、熱くなくなる。冷たくなる。
「ご飯が━・めないうちにお上がりなさい」
「風呂
ふろが━」
⇔
あたたまる

高ぶっていた感情や興味が衰えたりうすらいだりする。
「愛情[興・ほとぼり]が━」
「熱しやすく━・めやすい性質」

「
▽醒める」とも。

物の見方や受け止め方が冷静である。また、冷酷である。
「━・めた目で成り行きを見守る」
「━・めた見方をする」
「犯人の頭脳は酷薄無情なまでに━・めている」

「冷めて」「冷めた」の形で使う。
◆「覚める」「褪める」と同語源。
さ・む(下二)
関連語
大分類‖寒冷‖かんれい
中分類‖
冷える‖ひえる