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したが・う【従う(▽随う・▽遵う・▽順う)】シタガフ🔗⭐🔉
したが・う【従う(▽随う・▽遵う・▽順う)】シタガフ

自五
先に立つ人のあとについてゆく。あとに続く。付き従う。
「生徒たちが引率の先生のあとに━」
「社長に━・って欧州を視察する」
「軍に━(=従軍する)」
道・川などの進む方向に沿う。
「流れに━・って山を下りる」
「街道に━・って北上する」
「標識に━・って進む」
「従って〜する」の形が多い。
他人の意向や規則のとおりにする。
「法律[命令・指示・慣例]に━」
「医者の勧めに━」
「歴史の教訓に━」
「渋々[いやいや]━」
「郷ごうに入っては郷に━・え」
⇔背く・逆らう
自分の判断や自然のなりゆきの命ずるままにする。また、一定の基準や方針を取り決めてそのとおりにする。
「自分の信念[自然の欲求]に━」
「見本に━・って組み立てる」
自然や社会の現象が一定の因果関係のもとに展開する。
「物体は引力に━・って落下する」
「世の移り変わりに━・って歌も変わる」
仕事にたずさわる。従事する。
「業務に━」
「史料の編纂へんさんに━」
《「…に━・って」「…に━・い」の形で》あることに対応して。…につれて。…にともなって。
「成長するに━・って無口になってきた」
「人口が都市に集中するに━・い農村の過疎化が進む」
◆
「随」は、ついてゆく、なるに任せるなどの、「遵」「順」は、規則などに従う意。「引率の先生[命令]に随う」「規則[意向]に遵[順]う」などとも書くが、今は一般に「従」を使う。「したがえる」の場合も同じ。
従える
関連語
大分類‖付く‖つく
中分類‖付き添い‖つきそい














明鏡国語辞典 ページ 2627 での【従う(随う】単語。