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あお【青(蒼・碧)】アヲ🔗🔉

あお【青(蒼・碧)】アヲ 色の三原色の一つで、晴天の空や海のような色。ブルー。シアン。青色。 「━緑・━鉛筆」 同系統の色として、緑色を言う。 「━田・━物市場」 血の気のない顔、月の光、夕もやなどの色合い。 ◇古く、赤を明るい感じの、青を暗い感じの色合いに使ったことから。 馬の毛並みが青みがかった黒色であること。また、その馬。青毛。転じて、馬一般を言う。 「━よ、進め」 青信号。 ⇔ (造)若く未熟な。 「━二才」 「━臭い」 関連語 大分類‖名誉‖めいよ 中分類‖誇り‖ほこり 「青」のイメージと表現 安全である。(青信号) 若い。また、若くて未熟である。(青年・青春・青い季節・青二才・青田買い・青臭い) 生長繁茂する植物や新鮮な野菜などを連想。(青い山脈・目には青葉・青々と広がる麦畑・青物市場) 病気や恐怖で血の気がない。(青い顔色・青い静脈・青ざめる・青くなる・真っ青になる) 赤(明るい色一般)に対して、暗い色合いやほのかな明るさを言う。(青の三歳馬・鬱蒼うっそうと茂る・月光に青く輝く・青い夜霧・青い夕もや) 沈静・清涼の気分を喚起。(青くすがすがしい山気・涼しげな水色のワンピース) 海一般を言う。(青い大陸・青い珊瑚さんご礁)  *陰陽五行説では、東に配し春の色とする(青春・青房)。欧米では、憂鬱ゆううつの象徴(ブルーマンデー・ブルース)。

明鏡国語辞典 ページ 31 での青(蒼単語。