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すま・す【澄ます(清ます)】🔗🔉

すま・す【澄ます(清ます)】 動五 水などを濁りのない透き通った状態にする。澄ませる。 「不純物を沈殿させて水を━」 ⇔濁す 《「心を━」の形で》心配や邪念を去って、心を落ち着ける。 「座禅を組んで心を━」 《「耳を━」「目を━」などの形で、慣用句的に》心を集中させて聞く。また、見る。 「耳を━・して虫の声を聴く」 「心耳しんじを━・して師の講話を聴く」 「目を━・して見る」 平然たる態度をとる。平気な顔をする。取り澄ます。 「なんとかなると━・してばかりもいられない」 「━・した顔をして通り過ぎる」 気どってまじめそうな顔をする。取り澄ます。 「妙に━・した顔をして来賓席に座っている」 「つんと[乙に]━・している」 《動詞の連用形に付いて複合動詞を作る》 心を集中させて物事を行う。 「聞き━・見━・狙ねらい━」 すっかり…する。 「刀を研ぎ━」 「悟り━」 「落ち着き━」 澄まし 関連語 大分類‖心の動き‖こころのうごき 中分類‖気取る‖きどる

明鏡国語辞典 ページ 3252 での澄ます(清ます)単語。