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す・む【住む(▼棲む)】🔗⭐🔉
す・む【住む(▼棲む)】

自五
居を構えてそこで生活する。すまう。
「北国[アパート]に━・んでいる」
「親兄弟と一緒に━」
「森には妖精ようせいが━」
「この家には悪魔[鬼]が━」
ある特有の世界(特に、観念の世界)に身を置いて生きる。
「彼は我々とは違う世界に━・んでいる」
「妄想の世界に━」
「自分だけの世界に━」
動物が巣を構えてそこをすみかとする。比喩ひゆ的に、植物がそこに根を張って生活する意にも使う。生息する。
「アフリカに━象」
「森にはフクロウが━」
「砂漠に━動植物」
「高山に━植物群が絶滅の危機に
ひんしている」
◆

は「住」を使う。
は「棲」を使うが、かな書きも多く、「▼栖む」とも。
「棲む」は、
のほかに、想像上の動物について使ったり(「鬼[河童]が棲む」)、人を含んで使ったり(「地球に棲む生き物」)、ひっそりと暮らす・ひそむ意で使ったり(「山里に隠れ棲む」「心に棲む悪と戦う」)するが、これらは一般に「住む」でまかなう。
住める
関連語
大分類‖生活‖せいかつ
中分類‖住む‖すむ
















明鏡国語辞典 ページ 3256 での【住む(棲む)】単語。