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《「役に━」の形で》使って効果があるようにする。役に立つようにする。また、役に立つことができる。🔗🔉

《「役に━」の形で》使って効果があるようにする。役に立つようにする。また、役に立つことができる。 「捨てないでおいて、何かの役に━・てよう」 「お役に━・てれば幸いです」 怒りなどを起こし高める。 「卑劣な行為に腹を━」 「小腹[むかっ腹]を━」 植物学で、植物が上に向かって茎などを伸ばす。 「枝頂に細長い花穂を━・てて小花をつける」 「花茎を━」 のこぎりの目などを鋭くとがった状態にする。 「のこぎりの目を━」 鼻緒を通して下駄などがはけるようにする。すげる。 「手が亀縮かじかんでいるので、鼻緒を━のに暇がかかって岡本綺堂 筮竹ぜいちく・算木などを使って占いをする。 「占いを━」 「卦を━」 抹茶まっちゃに湯を注いでかきまぜ、飲料としての抹茶を作る。点じる。 「お茶[濃茶こいちゃ・お薄]を━」 「点てる」が好まれる。 《「風呂ふろを━」などの形で》ふろを沸かす。 「毎日風呂を━」 《動詞の連用形に付いて複合動詞を作る》動作をきわだたせる意を表す。盛んに…する。 「はやし━・あおり━・書き━・攻め━・責め━・騒ぎ━」 た・つ(下二) 〔「立つ」の可能形〕立つことができる。 「腰が抜けて━・てない」 「先行すれば優位に━」 ◆「建てる」と同語源。 関連語 大分類‖体の動き‖からだのうごき 中分類‖立つ‖たつ た・てる【建てる】 他下一 建造物をつくる。 「郊外に家を━・てた」 「ビル[病院・記念碑・銅像]を━」 主語にはふつう施主がくるが、工事に注目していう時は工事者がくる。「この家はA工務店[大工さん]が━・てた」 「立てる」と紛れやすいが、取り付けたり組み立てて作ったりするものは、一般に「立」を使う。 新しく国家や都市をつくる。樹立する。 「統一王朝を━」 「長安に都を━」 「立てる」とも。樹立する意で、まれに「樹てる」とも。 た・つ(下二) 関連語 大分類‖作る‖つくる 中分類‖建造‖けんぞう

明鏡国語辞典 ページ 3775 での《「役に━」の形で》使って効果があるようにする。役に立つようにする。また、役に立つことができる。単語。