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たのし・む【楽しむ】🔗⭐🔉
たのし・む【楽しむ】

他五
そのものの持つよさを味わって、明るく満ち足りた気持ちになる。
「読書[釣り・おしゃべり・窓外の景色]を━」
「歌って━」
満ち足りた気持ちになって、その感覚を味わう。
「スリルとサスペンス[解放感・のど越しのさわやかさ]を━・んだ」
その時期の生活がもたらす楽しみをよく味わって、浮き浮きとした愉快な気持ちになる。エンジョイする。
「気ままな暮らしで老年を━・もう」
「陽気に騒いで青春を━」
「夏休みを━」
〔古風な言い方で〕先のことに期待をかけて、心待ちにする。楽しみにする。
「孫の成長を━」
「それ等の咲き
うのを━のは私一人だけであろう
堀辰雄
」
◆
愉悦・愉快などを踏まえて「▽愉しむ」、娯楽などを踏まえて「▽娯しむ」とも書き、それぞれ「酒[空想・旅行]を愉しむ」「寄席演芸を娯しむ」などと好まれるが、一般には「楽」でまかなう。「たのしみ」「たのしい」も同様。
楽しめる
楽しみ
関連語
大分類‖快い感情‖こころよいかんじょう
中分類‖楽しい‖たのしい
「楽しむ」を修飾する表現
▼十分に[存分に/思う存分/大いに/たっぷりと/目一杯]楽しむ。
▼心行くまで[心おきなく/心から/心の底から]楽しむ。
▼夢中になって[夢心地で/夢見心地で/わき目もふらずに/我を忘れて/忘我の境で/時のたつのも忘れて/明日のことも忘れて/何もかも忘れて]楽しむ。
▼リラックスして[日常から解放されて/仕事を離れて/童心に帰って/野山に出て/密かに/一人で/夫婦で/大勢で/みんなで/仲間とともに]楽しむ。















明鏡国語辞典 ページ 3786 での【楽しむ】単語。