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つたわ・る【伝わる】ツタハル🔗🔉

つたわ・る【伝わる】ツタハル 自五 電気・熱・音や刺激・情報などがある道筋を通る。また、そのようにしてある所に達する。 「階下の音が壁を━・って二階に届く」 「風に乗って花の匂いが━・ってくる」 「電気が手に━・ってびりっとくる」 「刺激が神経細胞を通って脳に━」 印象・感動などが情報としてあるところに達する。 「屈辱の思いが胸に━・ってくる」 「文面から決意のほどがひしひしと━・ってくる」 話などが相手に通じてよく理解される。 「話[こちらの意向]が先方に━」 「かたことの英語[支離滅裂な発言]では話が━・らない」 人などを仲立ちとして話が広まる。 「よくないうわさが町中に━」 (代々受け継がれてきて)後代・後世に残る。 「わが家には先祖代々古伊万里こいまりの茶器が━」 「写真術の創始者として後世にその名が━」 「文献にあるだけで作品は現代に━・らない」 遠く離れたところから文物が入ってくる。伝来する。 「鉄砲はポルトガルから━・った」 「大陸から梅が━・った」 「伝う」のややくだけた言い方。→伝う 「賊が屋根を━・って逃げる」 「猿が木を━・って飛び移る」 関連語 大分類‖広める‖ひろめる 中分類‖普及‖ふきゅう 大分類‖知らせ‖しらせ 中分類‖伝え‖つたえ

明鏡国語辞典 ページ 4066 での伝わる単語。