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どの【殿】🔗🔉

どの【殿】 接尾《相手の役職名・氏名などの後に付いて》敬意を表す。 もと「総務部長殿」「田中一郎殿」「内蔵助くらのすけ殿」「お通つう殿」など、事務的・公式的な宛名書きや格式ばった古風な呼びかけなどに使われた。現在では、敬意の度合いが下がり、役職名に直接つくことはまれ(「田中一郎人事部長殿」)で、「○○商事総務部部長鈴木花子様」「○○区区長山田太郎様」のように、役職名と氏名を切り離し、氏名の直下に「様」を付ける傾向が強い。呼びかけには「さん」(かしこまった言い方では「様」)。見下した感じを伴うので、「君」と同様、私信には避けたい(「×木下三郎殿」)。

明鏡国語辞典 ページ 4442 での殿単語。