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と・ぶ【飛ぶ】🔗🔉

と・ぶ【飛ぶ】 自五 自分の力で空中を移動する。 「渡り鳥が北へ北へと━・んでゆく」 「ハエが頭の上を━」 「飛行機が上空を━」 飛翔する意では「翔ぶ」とも。 人が飛行するものに乗って移動する。特に、そのようにして目的地に行く。 「ヘリコプターで都内の上空を━」 「ジェット機で━・べば三時間で着く」 「成田からパリに━」 力(特に、風力)を加えられて空中を移動する。 「弧を描いてボールが━」 「弾丸が━・んでくる」 「風で花粉が━」 「突風にあおられて洗濯物が━」 「新作小説が━ように売れる」 スキー競技で、規定のジャンプを行って空中を飛行する。 「ノーマルヒルで九〇メートルを━」 「ノーマルヒルを━」のように、〜ヲに同族目的語をとって他動詞としても使う。 はねて勢いよく空中に散る。 「フライパンから油が━」 「水たまりから泥が━」 「電線から火花が━」 「波が砕けてしぶきが━」 「怒りの反論でつばが━」 つながっていたものが勢いよく離れる。 「一刀両断、首が━」 「過電流でヒューズが━」 (地面に足がつかないほど)大急ぎである場所に行く。速い速度で移動する。 「記者が現場に━」 「大慌てで━・んでいく」 行方をくらまして遠くへ逃げる。高飛びする。 「犯人は海外に━・んだらしい」 思いが遠くまで至る。 「心ははや故国へと━」 ある技や動作がすばやくしかけられる。 「大技が━」 「顔面にパンチが━」 勢いよく(また、遠慮なく)言い放たれる。 「選手に声援[激励のことば]が━」 「野次が━」 情報がすみやかに(また、広く)伝わる。 「デマが━」 「次々に命令[指令]が━」 あったものが消えてなくなる。 「アルコール分が━」 「ローンの返済でボーナスが━」 順序よく並んだものの一部が抜ける。また、順序を無視して話題が移る。 「本文が一六ページ━・んでいる」 「番号が━」 「CDの音が━」 「話があちこちに━」 《多く「━・んで(い)る」の形で》〔俗〕飛躍している。 「━・んでる人はやることが違う」 「あいつ、かなり━・んでる」 「ぶっ━・んだストーリー」 翔ぶ」を使うが、かな書きも多い。 飛べる

明鏡国語辞典 ページ 4452 での飛ぶ単語。