
それがない状態で。…なく(して)。
「連絡も━訪れた」
「あなた━は生きられない」

「なくして」には、「協力がなくしては」のように「が」が入ることもあるが、「なしに」には「仕方がなしに」「何がなしに」などを除いて「が」は入らない。

《「…と━」などの形で疑問詞を受けて》それと特定できないが。
「いつとは━消えた」
「何と━そこで話していた」

《「…で━」などの形で》その方法や状態ではなく。
「絵の具で━墨で書いた」
「冗談では━本当に虎がでたんだよ」

《「…でも━」「…とも━」の形で文を受けて》特にそうしようと意識せずに。…ともなく。
「何を求めるでも━歩き続けた」
「聞くとも━聞いていた」

「…で」を受けるのはやや古い言い方。
な‐じみ【▼馴染み】


名


なれ親しんでよく知っていること。また、その人。
「あの店とは━が深い」
関連語
大分類‖近付く‖ちかづく
中分類‖
親近‖しんきん
大分類‖自己と他者‖じことたしゃ
中分類‖
友人‖ゆうじん