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にぎ・る【握る】🔗🔉

にぎ・る【握る】 他五 指を曲げて手のひらをしっかりと閉じる。また、そのようにしてこぶしを作る。 「赤ん坊が手を━・ったり開いたりしている」 「こぶしを━・って悔しがる」 しっかりと閉じた手の中に物を収める。 「つり革をしっかりと━」 「シャベルを━・って穴を掘る」 「手に汗を━・って応援する」 「暴力団と手を━(=力を合わせる)」 「つかむ」は対象物を手で捕らえる動作に、「にぎる」はしっかりと保つことに重点をおいて使う。 《〜ヲに道具を表す語をとって、慣用句的に》手に保持した道具類を操り、それを活かした独自の行為をする。執る。 「久しぶりでハンドルを━・った(=運転した)」 「忙しくて絵筆[ラケット]を━暇がない」 あるものを自分のものにする。手中に収める。特に、重大な影響を及ぼす権力や情報を自分のものにする。 「大金を━」 「実権を━」 「秘密[動かぬ証拠]を━」 「勝敗の鍵かぎを━」 「弱みを━・られる」 握りずしや握り飯をつくる。 「すしを━」 〜ヲに結果をとる言い方。「そのマグロをにぎってくれ」のように〜ヲに対象をとる言い方もある。握ることによってすしに変える意。 握れる 握り 関連語 大分類‖体の動き‖からだのうごき 中分類‖つかむ‖つかむ

明鏡国語辞典 ページ 4666 での握る単語。