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ぬ・ける【抜ける(▽脱ける)】🔗⭐🔉
ぬ・ける【抜ける(▽脱ける)】

自下一
生えていたもの、中に入っていたもの、突き刺さっていたものなどが離れて取れる。
「毛[床・バケツの底]が━」
中に充満していたもの、中に含まれていたものなどが外へ出てしまう。
「タイヤの空気が━」
「臭みが━」
「疲れが━・けない」
気力・体力・性質・習慣などがなくなる。
「中止と聞いて気が━・けてしまった」
「腰が━・けて動けなくなる」
「子供っぽさが━・けない」
あるべきはずのものが欠ける。抜け落ちる。
「名簿から十数名の名前が━」
「この解説には肝心な点が━・けている」
それまで属していた組織やそれまでいた場所などから離れる。
「会
を/から━」
「仲間
を/から━」
「忙しくて今は職場を━・けられない」
ある場所を通って一方の側から他方の側に出る。
「人込みを━・けて裏通りに出る」
「打球が三遊間を━」
通路がある場所に通じる。
「この道は神社のわきを経て駅へ━」
ある状況からのがれ出る。脱する。
「危機的状況から━」
「最悪の事態を━」
《多く「━・けた」「━・けている」の形で》知恵が足りない。ぼんやりして気がきかない。
「あいつはどこか━・けている」
《「━ような」「━ように」の形で》透き通っている。
「━ような青空」
「━ように白い肌」
◆


は「脱」とも。
ぬ・く(下二)
抜け

自他下一
〔「抜く」の可能形〕抜くことができる。
「どうしてもワインの栓
が/を
━・けない」
関連語
大分類‖移動‖いどう
中分類‖通過‖つうか






























明鏡国語辞典 ページ 4736 での【抜ける(脱ける)】単語。