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の・びる【伸びる】🔗🔉

の・びる【伸びる】 自上一 引っぱられて長くなる。また、巻き取ったひもなどが繰り出されて長くなる。 「このもちはよく━」 「救助隊のはしごが━・びて階上に届く」 《「しわが━」の形で》衣服などのしわが取り去られてまっすぐになる。 「しわが━」 生長して長くなったり高くなったりする。 「雑草が━」 「枝[芽]が━」 「身長が━」 「髪[ひげ・つめ]が━」 曲がっていた体の部分がまっすぐになる。また、曲がることなくまっすぐに(長く)なっている。 「相手の攻勢にひざが━・びて土俵を割る」 「腰がしゃんと━・びている」 「足がすらりと━・びている」 《「手が━」の形で》目標物に届くところまで、まっすぐにした手が差し出される。 「いきなり手が━・びて胸ぐらをつかまれる」 「菓子に手が━」 「被災者に救済の手が━」 野球などで、球が勢いよく進む。 「直球が打者の胸元でぐいと━」 「打球がぐんぐん━・びてスタンドに入る」 声楽や音響で、声や音が伸びやかに響く。 「彼の声は高音域がよく━」 記録・業績・勢力などが発展する。また、能力などが向上する。 「成績[輸出]が━」 「会社が順調に━」 長くなって本来の弾力を失う。 「そば[うどん]が━」 「パンツのゴムが━」 めん類の場合は「延びる」とも。 打ちのめされて動けなくなる。また、ひどく疲れてぐったりする。 「パンチをくらって━」 「残業続きで━・びてしまう」 は「延びる」とも。かな書きも多い。 ◆「延びる」と同語源。 の・ぶ(上二) 伸び 関連語 大分類‖植物‖しょくぶつ 中分類‖芽生える‖めばえる 大分類‖伸びる‖のびる 中分類‖延長‖えんちょう

明鏡国語辞典 ページ 4821 での伸びる単語。