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の・る【乗る・載る】🔗🔉

の・る【乗る・載る】 自五 ある物の上に上がる。のっかる。 「体重計[ブランコ]に━」 「子が父のひざに━」 移動するために乗り物の上または中に身を置く。 「馬[自転車]に━」 「車に━」 「駕籠かごに━」 「電車に━」 「船に━」 「飛行機に━」 「エレベーターに━」 「玉の輿こしに━」 他の流れといっしょになって運ばれる。 「舟が川の流れに━」 「潮流に━」 「グライダーが上昇気流に━」 「祭り太鼓が風に━・って聞こえてくる」 ものの動きによく合致する。 「勢い[リズム・調子]に━」 「━・っている(=調子づいている)人にはかなわない」 《「興きょうが━」などの形で、慣用句的に》ある物事に対して積極的な気持ちになる。 「仕事に興が━」 「今日は練習に気分が━・らない」 一定の道筋や進路に従って順調に進む。のっかる。 「人工衛星[経営]が軌道に━」 「製品が新規の物流システムに━」 基準とする一定の線に達する。 「株価が二万円の大台に━」 「生産が採算ラインに━」 適合してよくなじむ。また、十分につく。 「彼の声はマイクによく━」 「おしろいが肌にうまく━・っていない」 「十分に脂が━・って食べごろだ」 「よく」など評価を表す副詞を伴うことが多い。 相手の依頼や勧誘に応じる。荷担する。 「相談[提案]に━」 「もうけ話に━」 「政策協定に━」 「その話、一口━・ろうじゃないか」 相手の思わくどおりに動かされる。乗せられる。 「相手の計略[策略]に━」 「誘惑[おだて]に━」 「挑発[脅おどし]に━」 「その手には━・らない」 乗・載〔機械などの大きさや重さについて言って〕その上に乗せることができる。 「楽にひざの上に━大きさのパソコン」 「大きすぎて荷台には━・らない」 ある物の上に置かれている。 「机に本が━・っている」 「頭にベレー帽が━・っている」 「トラックには初荷[家畜]が━・っている」 言い切りでは「━・っている」の形で使う。 の「載」は、主に荷物などの物(物扱いした動物も含む)の場合に使う。「兄が踏み台の上に乗っている()」「こたつに猫が乗っている()」「後部座席に妹が乗っている()」など、人や動物の場合は一般に「乗」を使う。 印刷物として掲げられる。掲載される。 「彼女の記事が新聞に━」 「住所なら電話帳に━・っている」 「ブラックリストに━」 ◆おりる 乗れる 乗り

明鏡国語辞典 ページ 4836 での乗る単語。