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ひび・く【響く】🔗🔉

ひび・く【響く】 自五 音があたりに伝わって広がる。鳴り渡る。反響する。 「暗がりに銃声が━」 「大空に汽笛が━」 「谷間にこだまが━」 「余韻嫋々じょうじょうと鐘の音が━」 音の振動が伝わって、物が振動したり共鳴音を発したりする。 「爆音が窓ガラスにびりびりと━」 「ステレオの低音がぶんぶんと床ゆかに━」 音が耳に伝わって、ある特徴をもった音として聞こえてくる。 「街宣車の声ががんがん耳に━・いてくる」 「トランペットの音が勇壮に━」 「解説者の声が空疎に━」 衝撃などが振動となって伝わる。 「強打の衝撃がバットを伝って手に━」 「重いパンチが腹の奥まで━」 「打てば━(=すばやい)反応が返ってくる」 世間に広く伝わる。響き渡る。とどろく。 「名声[悪名]が世界中に━」 悪い影響を与える。 「住宅ローンが家計に━」 「飲み過ぎると明日の仕事に━」 「天候不順が━・いて実りが悪い」 心に伝わる。 「その一言が心[胸]に━」 響き 関連語 大分類‖音‖おと 中分類‖鳴る‖なる

明鏡国語辞典 ページ 5237 での響く単語。