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《「…━とする」の形で》🔗🔉

《「…━とする」の形で》 実現する直前である意を表す。 「帰ろ━としたとき呼び止められた」 「今まさに飛び立と━としている」 実現のために努力する意を表す。 「一人で立ち上がろ━とする」 「思い出そ━としても思い出せない」 「…うとしない」は実現のため努力しない意を表す。実現しないように努力する意は「…まいとする」で表す。「現実を見ようとしない/見まいとする」 《「…━が」「…━と」「…━とも」などの形で》…しても。 「泣こ━がわめこ━が聞こえない」 「何を飲も━と私の勝手だ」 「何と言お━と聞きはしない」 後ろに「…まいが」「…まいと」を伴って「…しても…しなくても」の意を表すこともある。「行こうが行くまいが結果は同じだ」「死のうと死ぬまいと僕の知ったことではない」 《「…━にも」の形で、下に打ち消しを伴って》そうしたくても。 「泣こ━にも泣けない」 「言お━にも声が出ない」 《「…━ものなら」の形で》万一そのような場合には。 「親に逆らお━ものなら大騒ぎになる」 ◆文語助動詞「む」の転。 五段動詞、形容詞、形容動詞、助動詞「です・ます・だ・た・ない・たい・そうだ(様態)・ようだ・みたいだ」の未然形に付く。上一段動詞、下一段動詞、サ変動詞、カ変動詞、助動詞「(ら)れる・(さ)せる」などの場合は未然形に「よう」が付く。ただしサ変動詞は「し」の形に「よう」が付く。連体形は「こと」「もの」「はず」などの形式名詞に付く。 う【右】 (造) みぎ。みぎがわ。 「━岸・━折・━大臣」 保守的な立場・傾向。 「━翼」 「極━きょくう」 ◆⇔

明鏡国語辞典 ページ 525 での《「…━とする」の形で》単語。