
《「…━とする」の形で》

実現する直前である意を表す。
「帰ろ━としたとき呼び止められた」
「今まさに飛び立と━としている」

実現のために努力する意を表す。
「一人で立ち上がろ━とする」
「思い出そ━としても思い出せない」

「…うとしない」は実現のため努力しない意を表す。実現しないように努力する意は「…まいとする」で表す。「現実を

見ようとしない/見まいとする」

《「…━が」「…━と」「…━とも」などの形で》…しても。
「泣こ━がわめこ━が聞こえない」
「何を飲も━と私の勝手だ」
「何と言お━と聞きはしない」

後ろに「…まいが」「…まいと」を伴って「…しても…しなくても」の意を表すこともある。「行こ
うが行く
まいが結果は同じだ」「死の
うと死ぬ
まいと僕の知ったことではない」

《「…━にも」の形で、下に打ち消しを伴って》そうしたくても。
「泣こ━にも泣けない」
「言お━にも声が出ない」

《「…━ものなら」の形で》万一そのような場合には。
「親に逆らお━ものなら大騒ぎになる」
◆文語助動詞「む」の転。

五段動詞、形容詞、形容動詞、助動詞「です・ます・だ・た・ない・たい・そうだ(様態)・ようだ・みたいだ」の未然形に付く。上一段動詞、下一段動詞、サ変動詞、カ変動詞、助動詞「(ら)れる・(さ)せる」などの場合は未然形に「よう」が付く。ただしサ変動詞は「し」の形に「よう」が付く。連体形は「こと」「もの」「はず」などの形式名詞に付く。
う【右】

(造)

みぎ。みぎがわ。
「━岸・━折・━大臣」

保守的な立場・傾向。
「━翼」
「極━
きょくう」
◆⇔
左