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べき‐・だ🔗⭐🔉
べき‐・だ

連語
そうするのが当然だと義務づける意を表す。当然だ。義務だ。
「最も犯人らしくない人を疑う━」
「のだ」に続くときは、「一人でやるべきなのだ」のように「べきな」の形を使う。連体修飾には「べきな」は使われず、助動詞「べし」の連体形「べき」が使われる。「○
やるべきこと/
×
やるべきなこと」
《「━・だった」の形で》過去に行わなかったことが間違っていたという判断を表す。
「もっと勉強しておく━・だった」
強い後悔の気持ちがこもる。
◆
「廃止すべきだ/廃止するべきだ」は、前者は文語の動詞「廃止す」の終止形に、後者は口語の動詞「廃止する」の終止形に付いたもので、どちらも適切な言い方。「べき」は現在は口語形に付くことが多いが、簡潔で引き締まった文語形の言い方も好まれる。
丁寧形は「べきです」「べきでした」。否定形は「…べきで(は)ない」が正しく、「…しないべきだ」は誤り。「×
嫌がることはしないべきだ→○
嫌がることはすべきではない[するべきではない]」















明鏡国語辞典 ページ 5544 での【べき・だ】単語。