複数辞典一括検索+
め【目(▽眼)】🔗⭐🔉
め【目(▽眼)】

名
光・色などを感受して脳に伝達する感覚器官。脊椎せきつい動物では左右一対の眼球と視神経からなる。
「━を閉じる」
「━が充血する」
→眼球がんきゅう
物を見ること。また、物を見る機能・働き。
目つき。まなざし。
「やさしい━で見る」
視力。
「━がいい」
物事を見分ける力。眼力。
「さすがに━が高い」
視線。
「━が移る」
「━のやりばに困る」
物事を見る態度。
「冷静な━で見る」
見たときの様子。外観。
「見た━が悪い」
その人が出合った事態。体験。
「ひどい━に遭う」
「つらい━に遭った」
縦・横に交わった線で囲まれているところ。
「━の粗い布」
「網の━」
「碁盤の━」
細く一列に並んだものの凹凸や、そのすきま。
「のこぎりの━」
「畳の━」
中心にあるもの。
「台風の━」
計器類に付けられた量を読むためのしるし。目盛り。
「はかりの━」
賽さいの面に付けられた、数を示す点。
囲碁で、石で囲んだ空間。一連の石は目が二つで活きとなる。
好ましいことが起こる可能性。
「全員に優勝の━が残っている」

接尾
《数を表す語に付いて》順序・度数を表す。
「二つ━の停留所」
「三回━にようやく成功した」
《動詞の連用形に付いて》区切りとなる点や箇所を表す。
「切れ━・折り━・縫い━」
「季節の変わり━」
《形容詞の語幹・動詞の連用形などに付いて》そのような度合い・傾向・性質を持つことを表す。
「多━に見積もる」
「短━・控え━・落ち━」

は近年、形容詞連体形に付く例(多いめ・少ないめ)、様態を表す副詞や形容動詞語幹に付く例(ゆっくりめ・無理め)、相対的位置を表す名詞に付く例(外めの球)が見られるが、標準的でない。
◆

はかな書きも多い。
関連語
大分類‖表情‖ひょうじょう
中分類‖目‖め


































明鏡国語辞典 ページ 5999 での【目(眼)】単語。