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や・く【焼く】🔗🔉

や・く【焼く】 他五 火をつけて燃やす。また、燃やしてなくす。〔意図的な行為にもそうでないものにもいう〕 「枯れ草を━」 「古い手紙を━」 「遺体を━」 「震災で家を━」 火であぶって中まで熱が通るようにする。 「もち[魚・肉]を━」 「トースターでパンを━」 〜ヲに対象をとる言い方。 原材料に熱を加えて物を作る。 「茶碗ちゃわん[瓦かわら]を━」 「クッキー[ステーキ]を━」 〜ヲに結果をとる言い方。 日光に当てて皮膚の色を黒くする。 「海辺で肌を━」 「赤外線で全身を━」 灼く」とも。 陽画を得るために写真の原板に光を当てる。焼き付ける。また、そのようにして陽画を作る。 「ネガを━」 「写真を━」 「情報をCDに━」「CD‐ROMを━」など、CDなどに転用する。データを書き込む意。 熱・化学物質などによって皮膚を損傷させる。〔多く、非意図的な行為にいう〕 「熱いスープで舌を━」 「硫酸で手のひらを━」 激しい情念に心を悩ませる。 「恋[嫉妬しっと]に身を━」 〔慣用句的に〕あれこれ気をつかう。面倒をみる。 「世話[お節介]を━」 《「手を━」の形で》処置に困る。手こずる。 「反抗期の子供に手を━」 〔「焼きもちを焼く」から〕嫉妬しっとする。 「二人の仲を━」 「彼女の成功を━」 妬く」が好まれる。また、「嫉く」とも。 焼ける 焼き 関連語 大分類‖不快な感情‖ふかいなかんじょう 中分類‖妬む‖ねたむ

明鏡国語辞典 ページ 6159 での焼く単語。