
「合格するまでテレビは見ない

ことにする/ようにする」では、前者は

決定する行為

に、後者は

決定の内容

に重点がある。

《「…ようになる」の形で》自分の意志とはかかわりなく、ある事態が帰結成立する意を表す。
「英語が話せる
ようになる」
「次第に彼に引かれる
ようになる」
「帰るつもりだが泊る
ようになる(=ことになる)かもしれない」
「親に頼らない
ようになる」

「一人で行く

ことになる/ようになる」では、前者は物事の決定に自分は関与していないという

帰結の成立への不関与

に、後者は、そのような内容になっていることは自分の意志とは関わりないという

帰結の内容への不関与

に重点がある。

《「…ように」の形で》

動作・作用の目的を表す。
「よく見える
ように高く掲げた」
「風が入る
ように窓を開けた」

《発言・要求などの意を表す動詞を受けて》他にあつらえる内容を表す。
「行かない
ように頼む」
「無事帰れる
ように祈る」

《動詞連用形に「ます」「ません」が付いた形を受けて、「…ように」の形で言い切って》祈願を表す。
「どうか入学できます
ように」
「失敗しません
ように」
◆名詞「よう(様)」+断定の助動詞「だ」から。

活用語の連体形に付く。また、体言+「の」、または連体詞「この」「その」「あの」「どの」などに付く。

丁寧形は「ようです」。

もと「様だ」とも書いた。
よう‐たい【様態】ヤウ━


名


物事のありさま。
「都市の━が変わる」

文法で、そのようなようすがみられるという、不確実な判断を表す言い方。口語では、助動詞「そうだ」を付けて言い表す。「悲しそうだ」「明日は晴れそうだ」の類。

文法で、動作の様子を表すこと。動作のさま。マナー。「裸足で歩く」の「裸足で」の類。