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《「…ようになる」の形で》自分の意志とはかかわりなく、ある事態が帰結成立する意を表す。🔗🔉

《「…ようになる」の形で》自分の意志とはかかわりなく、ある事態が帰結成立する意を表す。 「英語が話せるようになる」 「次第に彼に引かれるようになる」 「帰るつもりだが泊るようになる(=ことになる)かもしれない」 「親に頼らないようになる」 「一人で行くことになる/ようになる」では、前者は物事の決定に自分は関与していないという帰結の成立への不関与に、後者は、そのような内容になっていることは自分の意志とは関わりないという帰結の内容への不関与に重点がある。 《「…ように」の形で》 動作・作用の目的を表す。 「よく見えるように高く掲げた」 「風が入るように窓を開けた」 《発言・要求などの意を表す動詞を受けて》他にあつらえる内容を表す。 「行かないように頼む」 「無事帰れるように祈る」 《動詞連用形に「ます」「ません」が付いた形を受けて、「…ように」の形で言い切って》祈願を表す。 「どうか入学できますように」 「失敗しませんように」 ◆名詞「よう(様)」+断定の助動詞「だ」から。 活用語の連体形に付く。また、体言+「の」、または連体詞「この」「その」「あの」「どの」などに付く。 丁寧形は「ようです」。 もと「様だ」とも書いた。 よう‐たい【様態】ヤウ━ 物事のありさま。 「都市の━が変わる」 文法で、そのようなようすがみられるという、不確実な判断を表す言い方。口語では、助動詞「そうだ」を付けて言い表す。「悲しそうだ」「明日は晴れそうだ」の類。 文法で、動作の様子を表すこと。動作のさま。マナー。「裸足で歩く」の「裸足で」の類。

明鏡国語辞典 ページ 6307 での《「…ようになる」の形で》自分の意志とはかかわりなく、ある事態が帰結成立する意を表す。単語。