「大きい」「小さい」を修飾する表現
大変[非常に/極めて/けた外れに/けた違いに/とてつもなく/恐ろしく/むやみに/やたらに/めっぽう/すこぶる/べらぼうに/(もの)すごく/ずば抜けて/驚くほど/あきれるほど/びっくりするほど]
大きい/
小さい
目を見張るほど[見上げるほど/はみだすほど/計り知れないほど/抱えきれないほど/おわびしても許されないほど]
大きい
目に見えないほど[頼りないほど/取るに足りないほど/無視できるほど/手で持てるほど/ポケットに入るほど/形がわからないほど/顕微鏡でも見えないほど]
小さい
「大きい」「小さい」の比喩表現
〔大きい〕大男が山[岩]のように行く手を妨げる・象[クマ]のような大きな体でのし歩く・御殿[お城/シャトー]のような大邸宅に住む・山[ピラミッド/万里の長城]のように大きい建造物・海のように大きい心・一時代を画する[歴史に残る/世界を震撼
しんかんさせる/天地を揺るがす]ような大事件
〔小さい〕芥子粒
けしつぶ[粟粒
あわつぶ/豆粒/米粒]のように小さい・遠目には豆粒[アリ/マッチ箱/おもちゃ/模型/箱庭/盆栽]のように小さく見える・生まれたばかりの赤ちゃん[子猫]のように小さい・マッチ箱[ウサギ小屋]のように小さな家に住む・毛穴のように小さな欠点をあげつらう・蚊の鳴くような[消え入りそうな]声で訴える・芥子粒[米粒/豆粒]ほどの思いやりもない・毛穴[針穴/針の目]ほどの信頼も寄せてくれない・親切心はノミのまなこ[ノミの卵/ノミの金玉/蚊のまつげ]ほどもない
おおき‐さ【大きさ】オホキ━


名


空間を占める物体のもつ、長さ・広さ・かさなどの数量的な属性。また、その広がりの程度。
「形ある物にはすべて━がある」
「机の━(=長さ・寸法)を測る」
「土地の━(=広さ・面積)を比べる」
「この冷蔵庫では━(=容積)が足りない」

物事を大きい・小さいの尺度で見た場合の、その程度。
「点Aにかかる力の━(=圧力)を求めよ」
「音の━(=音量)を一定に保つ」
「取引の━に応じて融資する」

物事の数量・程度がはなはだしく大きいこと。
「ピラミッドの━に圧倒される」
「反応の━に驚く」
⇔
小ちいささ