複数辞典一括検索+![]()
![]()
《「…に信を━」の形で》…を信用する。🔗⭐🔉
《「…に信を━」の形で》…を信用する。
「民主主義に信を━」
あることを心にとめる。
「結婚を念頭に━・いて交際する」
「事件のことは心の片隅に━・いておく必要がある」
細工物などに金箔きんぱくや蒔絵まきえなどをほどこす。
「
風びょうぶに金箔を━」
「文箱ふばこに蒔絵を━」
質物しちもつとして預け入れる。
「指輪を質に━」
そろばんや算木さんぎを使う。操作する。
「そろばんを━(=入れる)」
「算木を━」
◇そろばん玉・算木の棒を置き並べて使うことから。
《打ち消しを伴って》そのままで放置する、見逃して許す意を表す。
「ただでは━・かぬ」
「▽措く」とも。
《「…を━・いて」の形で》…を除いて。…をさしおいて。
「彼を━・いて(=彼以外に)適任者はいない」
「▽措く」とも。
やめる。中断する。
「一読、巻を措く能あたわず」
「その件はひとまずこちらに━・いておこう」
「筆[ペン]を━(=書くのをやめる。擱筆かくひつする)」
「
はしを━(=食事をやめる)」
◇本や筆を手放して作業をやめる意から。
「▽措く」「▼擱く」とも。

自
露や霜が降りる。
「霜が━」

補動
《「て[で]━」の形で》
あとで起こる事態を予想して、手回しのよい動作を行う意を表す。あらかじめ…する。
「前もって調べて━とよい」
「あれほど注意して━・いたのに、しくじったのか!」
「新聞の上に置いて━・いた眼鏡がない」
動作の持続をそのまま放任する意を表す。…してそのままにする。
「言いたいだけ言わせて━さ」
「ほうって━といつまでもゲームよ」
「少し待たせて━のも手だ」
当座の処置としてある動作を行う意を表す。
「この辺でやめて━」
「せっかくだからもらって━か」
「今度だけは大目に見て━」
「〔捨てぜりふで〕よく覚えて━・け!」
◆
口頭語では「…ておく」「…でおく」は、「…とく」「…どく」となることが多い。「知っとくと便利だ」「あらかじめ読んどくといい」
「…ずにおく」「…ないでおく」は、「…て[で]おく」の本動詞の部分を打ち消したもの。「彼には連絡しないでおく」「当座はとがめずにおく」
かな書きも多く、特に
や
は一般にかな書き。
置ける「気のおけない(=気さくにつきあえる)人」
関連語
大分類‖扱い‖あつかい
中分類‖設置‖せっち
大分類‖扱い‖あつかい
中分類‖放置‖ほうち
大分類‖止とめる‖とめる
中分類‖固定‖こてい
おく【憶】
(造)
思う。おぼえる。
「━念」
「記━・追━」
◇「憶測・憶断・憶説・憶見」などの「憶」は「臆」の代用字。
明鏡国語辞典 ページ 818 での【《「…に信を━」の形で》…を信用する。】単語。