複数辞典一括検索+

あさ・い【浅い】🔗🔉

あさ・い【浅い】 表面から底までの距離が小さい。 「この港は水深が━」 「海べの━所で遊ぶ」 「━皿」 「溝を━・く掘る」 内部にあって表面からの距離が小さい。また、入り口や先端から奥までの距離が小さい。 「震源が━」 「対立の根は決して━・くはない」 「椅子いすに━・く腰を下ろす」 野球で、ホームベースから見て、定位置より前の方に位置するさま。 「右翼手の守備位置が━」 物事が表面的な領域にとどまっているさま。特に、精神的傾向がそのようであるさま。十分でない。深くない。 「傷は━」 「━経験[読み・眠り]」 「学問の底が━」 「広く━・く学ぶ」 《「━・くない」「浅からざる」など、打ち消しの形で》物事が容易には知りがたい重要な意味をひそませている意。深い。 「二人の因縁いんねんは━・くはない」 「それには浅からざる理由がある」 関係が密接でない。 「あの人とは親交が━」 「彼とは浅からざる縁えんがある」 打ち消しの形が多い。 薄い色合いである。淡い。 「━緑色」 連体用法が多い。 《「━・くない」「浅からざる」など、打ち消しの形で》味や香りなどに味わい尽くせない趣がある。奥深い。 「この古酒には浅からざる香りと味わいがある」 始まってからまだ十分に時間がたっていない。 「社会人になってまだ日も━」 「ゴルフ歴は━」 「春なお━山里」 ◆⇔深い ‐げ/‐さ/‐み 関連語 大分類‖色‖いろ 中分類‖薄い‖うすい

明鏡国語辞典 ページ 90 での浅い単語。