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おも‐て【表】🔗🔉

おも‐て【表】 置かれたとき上になって、目に見えるほうの面。表面おもてめん。 「━は白だが、裏返すと黒になる」 「裏と━を何回もひっくり返しながら焼きました」 主立っているほうの面。 「硬貨を投げたら━が出た」 「試験問題は━を下にして配ってください」 「碁石には裏も━もない」 街並みや通りで、主要なほう。表立ったほう。 「━通り・━店だな・━街道」 ◇多く他の語と複合して使う。 家の入り口のところ。正面。 「━に看板がかかっている」 「━の座敷」 家・建物の外。 「━で遊ぶ」 「━は氷点下だ」 衣服で、外側にあって目立つところ。 「━(=表地)は絹で、裏は化繊だ」 外から容易にうかがい知れるところ。表立ったところ。 「感情を━に出す」 「態度に裏と━がある」 公的なこと。表向き。 「━の理由は病気ということになっている」 表面をおおうもの。 「畳の━を替える」 野球で、先攻のチームが攻撃する番。 「一回の━」 《地名に付いて》その方向、また、その土地を表す。 「江戸━」 ◆「面おもて」と同語源。

明鏡国語辞典 ページ 931 での単語。