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かたみ‐わけ【形見分け】🔗🔉

かたみ‐わけ【形見分け】 故人の所持品などを、「形見」として親族や友人に分け与えること。

かた‐むき【傾き】🔗🔉

かた‐むき【傾き】 ななめになること。また、その程度。 ある特定の方向に進もうとすること。傾向。 「人命を軽んずる━がある」

かた‐む・く【傾く】🔗🔉

かた‐む・く【傾く】 自五 物が平衡状態を失って斜めになる。 「乱気流で機体が左右に━」 「地震で家が━」 「看板が斜めに━・いている」 「肩がやや右に━・いている」 太陽や月が西に寄って沈みかかる。また、太陽が一定の方向による。 「日が西に━」 「冬至には太陽が一年中で最も南に━」 勢いが衰える。 「家運が衰勢に━」 「財政難で国家が━」 「身代しんだいが━」 考えや性質などがある特定の方向にかたよる。傾斜する。 「大方の意見は賛成に━・いている」 ◆「片向く」の意。 傾き 関連語 大分類‖衰える‖おとろえる 中分類‖没落‖ぼつらく

かた‐む・ける【傾ける】🔗🔉

かた‐む・ける【傾ける】 他下一 傾くようにする。斜めにする。 「水筒を━・けて水をつぐ」 「帽子を斜めに━・けてかぶる」 「体を内側に━・けてコーナーを回る」 「音楽に耳を━(=傾聴する)」 酒を飲む。 「一献━」 ◇杯を斜めにして中の酒を飲むことからいう。 勢いを衰えさせる。 「失政が国を━」 仕事や技芸に心や力をいちずに集中させる。傾注する。注ぎ込む。 「仕事に精魂[情熱]を━」 「野球に全力を━」 「漢詩に蘊蓄うんちくを━(=学識を惜しみなく発揮する)」 〔やや古い言い方で〕中の物をすっかり出す。洗いざらい出す。 「腥なまぐさいものを…咽喉のどの奥から金盥かなだらいの中に━・けた事もあった漱石」 ◇斜めにして器の中身を空にすることからいう。漢文訓読から出た。 ◆「片向ける」の意。 かたむ・く(下二)

かた‐め【片目】🔗🔉

かた‐め【片目】 一方の目。 「━が明く(=相撲で、二日目以後に初めて白星を得る)」 片方の目が不自由であること。また、その人。

明鏡国語辞典 ページ 1199