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あて‐は・める【当て▼嵌める】🔗⭐🔉
あて‐は・める【当て▼嵌める】

他下一
ある物事が基準とする別の物事にうまく合うようにする。適用する。
「理論を実例に━・めて考える」
「公式に━・めて問題を解く」
「彼の事例を無理やり我が身に━・めても無駄だ」
あては・む(下二)





あて‐み【当て身】🔗⭐🔉
あて‐み【当て身】

名
柔道で、こぶし・ひじ・足先で相手の急所を攻撃する技。当て身わざ。当て(わざ)。
◇危険なため、柔道の乱取りや試合では禁止されている。




あて‐もの【当て物】🔗⭐🔉
あて‐もの【当て物】

名
隠しているものを言い当てる遊び。判じもの・なぞなぞの類。当てごと。
補強・保護などのために、ものにそえあてがうもの。
「肩に━をして荷を担ぐ」






あで‐やか【▽艶やか】🔗⭐🔉
あで‐やか【▽艶やか】

形動
容姿・しぐさや花などがなまめかしく美しいさま。
「━な衣装」
「━に舞う」
◇貴あてやか(=上品で美しい)から転じた。
‐さ





アデュー[adieu フランス]🔗⭐🔉
アデュー[adieu フランス]

感
長の別れを告げるときにいう語。さようなら。




あ・てる【当てる(充てる・宛てる・▽中てる)】🔗⭐🔉
あ・てる【当てる(充てる・宛てる・▽中てる)】

他下一
ある物を移動させて他の物に強く接触させる。ぶつける。特に、命中させる。
「打者がボールにバットを━」
「馬にむちを━」
「的に矢を━」
命中させる意ではもと多く「中」を使った。今は「当」を使う。
ある物が体にふれるようにする。
「額ひたいに手を━」
「耳に受話器を━」
「胸に聴診器を━」
「傷口にガーゼを━」
「座布団を━(=座布団を敷いて座る)」
ある物に木片・布・紙などをあてがう。
「物差しを━・てて測る」
「布を━・てて補強する」
「吸い取り紙を━・ててインクの乾きを早める」
「ほころびにつぎを━」
光・熱・風などの作用があるものに及ぶようにする。また、意図しないのに、その作用をあるものに及ばせてしまう。
「患部に放射線を━」
「洗濯物を風に━」
「鉢植えを夜露に━・てて枯らしてしまう」
敵などに立ち向かわせる。対抗させる。
「主戦に最強の代打を━」
「新生チームを強豪チームに━・てて実力を試す」
割り振って、対処させたり従事させたりする。
「中堅社員を渉外に━」
「屈強の若者を警備[保安要員]に━」
「充てる」とも。
ある目的にあてはめて使う。割り振る。割り当てる。
「余暇を読書に━」
「賞与を生活費に━」
「寄付を活動資金に━」
「講堂を展覧会場に━」
多く「充てる」と書く。
関係づけて対応させる。あてはめる。
「外来語に漢字を━」
「novel
に『小説』という訳語を━」
もと多く「宛」を使ったが、今は「当」が一般的。
隠された事実を正しく推測して正解を見いだす。
「答え[年齢・犯人]を━」
「探し━・尋ね━」
商売や興行で成功する。
「相場で山を━」
「商売で一山━」「新作芝居で大いに━」のように、自動詞的に使うことが多い。
くじや懸賞などで選ばれて金品を得る。
「くじで特等を━」
「懸賞で一〇〇万円を━」
《「━・てられる」の形で》飲食物・毒・暑さなどで、体が悪い影響を受ける。
「猛暑[毒気どっけ]に━・てられる」
「中」を使うことが多い。
《「━・てられる」の形で》仲のいいところを見せつけられる。
「熱々の二人に━・てられる」

自下一
《多く「━・てて」「━・てた」の形で》手紙などを差し向ける。出す。
「妻に━・てて手紙を書く」
「友人に━・てた速達便」
普通「宛てる」と書く。
授業などで、問題を解くなどの課題を与えるために指名する。
「生徒に━・てて朗読させる」
「先生に━・てられたがうまく答えられなかった」
あ・つ(下二)
関連語
大分類‖合う‖あう
中分類‖相応しい‖ふさわしい
大分類‖当たる‖あたる
中分類‖接する‖せっする
大分類‖当たる‖あたる
中分類‖当たる‖あたる


































明鏡国語辞典 ページ 149。