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ご‐ぜん【御前】🔗🔉

ご‐ぜん【御前】 身分の高い人を高めて、その面前や座前をいう語。 「━会議」 二人称の人代名詞身分の高い人をその家臣などが高めて指し示す語。 接尾〔古〕身分の高い女性や白拍子の名に付いて敬意を添える語。 「静しずか━・巴ともえ━」

ご‐ぜん【御膳】🔗🔉

ご‐ぜん【御膳】 食膳・飯・食事をいう尊敬・美化語。 「━をお出しする」 「三度の━」 飲食物を表す語の上に付いて、そのものが上等・上品である意を表す。 「━汁粉じるこ(=こしあんで作った汁粉)」 「━蕎麦そば(=上質のそば粉で打った白いそば)」

こせん‐きょう【跨線橋】━ケウ🔗🔉

こせん‐きょう【跨線橋】━ケウ 鉄道線路の上をまたぐように架け渡した橋。

ごぜん‐さま【午前様】🔗🔉

ごぜん‐さま【午前様】 〔俗〕宴会や遊びなどで、午前零時を過ぎて帰宅すること。また、その人。 ◇「御前様」をもじった語。

こ‐せんじょう【古戦場】━センヂャウ🔗🔉

こ‐せんじょう【古戦場】━センヂャウ 昔、歴史に残る戦いのあった場所。

ごぜん‐じるこ【御膳汁粉】🔗🔉

ごぜん‐じるこ【御膳汁粉】 「御膳」の用例田舎いなか汁粉

こそ🔗🔉

こそ 副助 それを他からきわだたせて示す。 「これこそ私の探していたものだ」 「あなたこそお元気そうでなによりです」 「それでこそプロの料理人だ」 「苦労してこそ喜びもひとしおだ」 《「…こそすれ」「…にこそなれ」「…こそ…だが」などの形で》物事を他から取り立てて、それと対比的な物事が否定されることを予測させる。…こそ…けれど。 「喜びこそすれ怒ったりはしない」 「男女の違いこそあれ二人はうりふたつだ」 「害にこそなれ薬にならない」 「物腰こそ慇懃いんぎんだが、根は腹黒い」 《動詞仮定形+接続助詞「ば」に付いて》理由を強調して示す。 「子供のことを思えばこそ我慢してきた」 文語の名残で已然形+「ば」に付くこともある(「さればこそ(=それだからこそ)心配なのじゃ」)。未然形+「ば」の形に付くのは俗用。「四番×ならば/なればこその決勝打」 《動詞未然形+接続助詞「ば」に付いて、言いさしの形で》〔文〕強い否定を表す。まったく…ない。 「夢や希望のあらばこそ」 ◆文語文法では係助詞とする。 の場合、文語では文末を已然形で結ぶ(係り結び)。にもその名残がある。

明鏡国語辞典 ページ 2199