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ありえ‐な・い【あり得ない(有り得ない)】🔗🔉

ありえ‐な・い【あり得ない(有り得ない)】 連語 存在・成立する可能性がない。 「この世には━動物」 事実として容認しがたいという、話し手の判断を表す。信じられない。ナンセンスだ。 「死後の世界なんて━」 〔俗〕《既に存在する物事について》常識的にはありうべからざることだとして、その不条理性に強く反発する。 「このまずい味はなんだ、━!」 「あの場面でシュートを外すなんて━」 「ありえない値段」のように使うと、「あまりに高すぎる/安すぎる値段」と両極端の意味に解され得る。 近年若者が、称賛する意で「━味(=信じられないほど、すばらしい味)」などとも言うが、称賛の意は伝わりにくい。 ◆「ありうる」の未然形+打ち消しの助動詞「ない」。

あり‐か【在り処】🔗🔉

あり‐か【在り処】 物のある場所。所在。また、人のいる場所。居所。 「宝物の━を記した地図」 「賊の━をつきとめる」

あり‐かた【在り方】🔗🔉

あり‐かた【在り方】 物・人・物事などの(当然そうあるべき)存在のしかた。 「自己の━に疑問を抱く」 「政治の━に不満が高まる」 関連語 大分類‖形‖かたち 中分類‖様子‖ようす

あり‐がた・い【有り難い】🔗🔉

あり‐がた・い【有り難い】 感謝したくなる気持ちだ。 「僕は君の親切が━」 「御配慮を賜ったことを━・く思う」 「━ことに無事に生還できた」 「━・く頂きます」 尊く、もったいない気持ちだ。 「神の教えは誠に━」 ◆求めてもそうあることがまれだ、の意から。 かな書きも多い。 ‐げ/‐さ/‐み/‐が・る 関連語 大分類‖快い態度‖こころよいたいど 中分類‖感謝‖かんしゃ

ありがた‐めいわく【有り難迷惑】🔗🔉

ありがた‐めいわく【有り難迷惑】 名・形動好意や親切は有り難いと思いながらも、その差し出がましさをかえって迷惑だと感じること。 「━な忠告」

明鏡国語辞典 ページ 223