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さえず・る【囀る】サヘヅル🔗🔉

さえず・る【囀る】サヘヅル 自五 小鳥がしきりに鳴く。 「ヒバリが━」 他五ぺちゃくちゃとやかましくしゃべる。 「団体客が━・りながら食事を始める」 ◇軽蔑して使う。 さえずり

さ‐えつ【査閲】🔗🔉

さ‐えつ【査閲】 名・他サ変〔文〕 実地に見て調べること。 学校の軍事教練の成績を査閲官が実地に調べること。

さ・える【冴える】🔗🔉

さ・える【冴える】 自下一 月・星などの光が、(寒空に)くっきりと澄んで見える。さやかに澄んで見える。 「夜空に星が━」 「月が━」 「冬の星座が大空に━」 音・声が澄んで、くっきりと聞こえる。 「笛の音が━」 「━・えた声」 色がくっきりと鮮やかに見える。 「白い花弁が点々として月の光に━・えた漱石 ぼんやりした頭の働きが鋭さを増す。特に、神経がたかぶって眠気がなくなる。 「勘が━」 「頭が━・えてきて眠れなくなる」 表情や気分がすっきりと晴れる。すかっとする。 「顔色[表情・気分]が━・えない」 「冴えない」の形が多い。 技術・腕前などが鮮やかに発揮される。 「腕[包丁さばき・ベテランの味]が━」 「毒舌と皮肉が━評論集」 《「━・えない」の形で》〔俗〕際だったところがなく物足りない。ぱっとしない。 「見かけは━・えないが頭は切れる」 「成績がいま一つ━・えない」 〔やや古い言い方で〕寒さが厳しくなる。また、(凍りつくかのように)冷え冷えと感じられる。 「冬たけなわにして寒気━今日この頃、…」 「晩秋の━・えた空気は地上の凡てを乾燥せしめる長塚節さ・ゆ(下二)

明鏡国語辞典 ページ 2359