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あわせ【袷】アハセ🔗🔉

あわせ【袷】アハセ 裏地をつけた和服。秋から春にかけて着る。 ⇔単衣ひとえ ◇「合わせ」と同語源。

あわせ【合わせ】アハセ🔗🔉

あわせ【合わせ】アハセ 合わせること。 「背中━・語呂ごろ━・縫い━」 「━目・━技」 比べ合わせて優劣を決めること。 「歌━・貝━」 釣りで、当たりがあったときに、魚の口に釣り針がかかるように操作すること。 ◆は他の語と複合して使う。

あわせ‐かがみ【合わせ鏡】アハセ━🔗🔉

あわせ‐かがみ【合わせ鏡】アハセ━ 後ろから鏡をかざして前の鏡に後ろ姿を写すこと。また、その鏡。

あわせ‐ず【合わせ酢】アハセ━🔗🔉

あわせ‐ず【合わせ酢】アハセ━ に塩・砂糖・酒などの調味料を加えたもの。二杯酢・三杯酢など。

あわせ‐て【合わせて・併せて】アハセ━🔗🔉

あわせ‐て【合わせて・併せて】アハセ━ 連語 〔副詞的に〕合計して。全部で。都合。 「代金は━二万円」 「賛同者は━一〇〇人」 〔接続詞的に〕付け加えて。その上に。それと同時に。それとともに。 「新春をことほぎ、━御健康を念じます」 ◆多く、は「合」、は「併」を使う。

あわせ‐も・つ【併せ持つ(合わせ持つ)】アハセ━🔗🔉

あわせ‐も・つ【併せ持つ(合わせ持つ)】アハセ━ 他五性質の異なるものを同時に二つ持つ。一緒に持つ。兼ね備える。 「芳醇ほうじゅんと淡麗の両面を━」 「長短━」

あわ・せる【会わせる・遭わせる】アハセル🔗🔉

あわ・せる【会わせる・遭わせる】アハセル 他下一 会うようにさせる。面会させる。対面させる。引き合わせる。 「友人を恩師に━」 「太郎と花子を喫茶店で━」 好ましくない物事に出あうようにさせる。特に、辛い経験をさせる。 「痛い目[怖い目・ひどい目]に━」 ◆「合わせる」と同語源。 =会わす・遭わす

あわ・せる【合わせる(併せる)】アハセル🔗🔉

あわ・せる【合わせる(併せる)】アハセル 動下一 物と物が(すき間なくぴったりと)寄りつくようにする。 「二枚の板を接着剤で━」 「本体と破片を━・せてつぐ」 「両力士が胸を━」 「ひざまずいて両手を━」 「両手[唇]を━」 「旧友同士が久しぶりに顔を━(=面会・対面する)」 「顔をあわせる」の場合は「会わせる」とも。 物と物を混ぜ合わせて一つにする。混合する。 「三種の薬を━・せて健胃剤とする」 「味みそと酢と辛子を━」 「スダチにしょうゆを━」 組織体をまとめて一つにする。合併する。併合する。 「二行にこうを━・せて○○銀行とする」 「大都市が隣村を━・せてふくらむ」 「併せる」とも。 二つ以上のものを両立・並行させる。 「両者を━・せて考える」 「清濁━・せむ」 「━・せ持つ」 「併せる」が一般的。 数量を合算する。足し合わせる。合計する。 「二人の所持金を━・せても一万円にしかならない」 「代金と消費税を━と千円になる」 物事が互いに(また、基準となるものに)一致するようにする。 「口裏を━・せて会議に臨む」 「帳尻ちょうじりを━」 「力を━・せて事に当たる」 「全員が足並みを━」 「相手に調子を━」 「時計の針を時報に━」 「高めの直球にバットを━」 「枠に━・せて切手を貼る」 「予定に━・せて行動する」 ある物事が基準とする物事に調和・適合するようにする。互いが調和・適合するようにする。 「スーツの色に━・せてネクタイを選ぶ」 「伴奏に━・せて手拍子を打つ」 比べ合わせて、一致しているかどうかを確かめる。照らし合わせる。 「答案と正解を━」 「原文と訳文を━」 相撲などで、両者を引き合わせて対戦させる。 「十両の力士を幕内と━」 「━行事は木村庄之助」 互いに武器を打ち合わせる。一戦を交える。 「太刀[剣]を━」 《動詞の連用形に付いて複合語を作る》 …して一つにする。 「重ね━・縫い━・結び━・接ぎ━・綴じ━・撚り━・詰め━・組み━」 …して異同を調べる。 「引き━・照らし━・問い━」 互いに…する。また、前もって互いに…する。 「読み━・待ち━・誘い━」 「示し━・申し━」 偶然に〜する。 「聞き━・乗り━・通り━・居━・来━・生まれ━・持ち━」 あは・す(下二) 合わせ =合わす 関連語 大分類‖合う‖あう 中分類‖合う‖あう 大分類‖合う‖あう 中分類‖相応しい‖ふさわしい 大分類‖混ざる‖まざる 中分類‖混ざる‖まざる 大分類‖数‖かず 中分類‖合計‖ごうけい

明鏡国語辞典 ページ 243