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しのび‐なき【忍び泣き】🔗🔉

しのび‐なき【忍び泣き】 人目をはばかり、声を立てないように泣くこと。 しのびな・く(自五) 関連語 大分類‖声に出す行為‖こえにだすこうい 中分類‖泣く‖なく

しのび‐ね【忍び音】🔗🔉

しのび‐ね【忍び音】 忍び泣きの声。 「━に泣く」 陰暦四月ごろの、ほととぎすの初音。 ◇声をひそめて鳴くことから。

しのび‐よ・る【忍び寄る】🔗🔉

しのび‐よ・る【忍び寄る】 自五気づかれないように、そっと近寄る。 「敵陣に━」 「老いが━」 「━秋の気配」

しのび‐わらい【忍び笑い】━ワラヒ🔗🔉

しのび‐わらい【忍び笑い】━ワラヒ 声をひそめて笑うこと。 関連語 大分類‖声に出す行為‖こえにだすこうい 中分類‖笑う‖わらう

しの・ぶ【忍ぶ】🔗🔉

しの・ぶ【忍ぶ】 他五つらいことをじっとこらえる。耐える。我慢する。 「恥を━・んで申し上げます」 「苦難[不便]を━」 「耐え難きを耐え━・び難きを━」 「耐え━」 自五 見つからないように隠れる。 「物陰に━」 「山里に隠れ━・んで住む」 人に知られないように事を行う。人の目から隠れて事を行う。 「人目を━・んで会う」 「この世を━仮の姿」 「━恋路」 ◆「偲ぶ」と混同されるが、本来別語。古くは上二段に活用。 忍べる 忍び 関連語 大分類‖隠す‖かくす 中分類‖隠す‖かくす 大分類‖努力‖どりょく 中分類‖我慢‖がまん

しの・ぶ【偲ぶ】🔗🔉

しの・ぶ【偲ぶ】 他五遠く離れたものや物事を感慨深く思い起こす。遠く思いをはせて懐かしがる。 「故郷[少年時代・故人・先生の遺徳]を━」 「○○君を━会(=追悼会)」 ◇「忍ぶ」と混同されるが、本来別語。上代は「しのふ」と清音。 関連語 大分類‖思う‖おもう 中分類‖思う‖おもう

明鏡国語辞典 ページ 2690