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いた‐わさ【板🔗🔉

いた‐わさ【板 板付きかまぼこを切って、おろしわさびをそえた料理。

いたわし・い【労しい】イタハシイ🔗🔉

いたわし・い【労しい】イタハシイ 気の毒で、慰めたり援助の手を差し伸べたりしたくなる気持ちだ。かわいそうだ。不憫ふびんだ。 「しきりに親を恋しがる子らが━」 ‐げ/‐さ/‐が・る

いたわ・る【労る】イタハル🔗🔉

いたわ・る【労る】イタハル 他五 優しく大切に扱う。 「病人を優しく━」 「━ように幼児に付き添う」 「痛めた足を━・ってそろそろと歩く」 労をねぎらう。慰労する。 「激務に耐えた部下を━」 いたわれる いたわり

い‐たん【異端】🔗🔉

い‐たん【異端】 学説・思想・宗教などが、正統とされるものからはずれていること。また、その学説・思想・宗教など。 「━視(=異端とみなすこと)」 「━者・━児」 ⇔正統

いち【市】🔗🔉

いち【市】 多くの人が集まって品物の売買や交換をすること。また、その場所。市場。 「毎月五の日に━が立つ」 「酉とりの━・蚤のみの━」 「朝━」 「門前━を成す」 多くの人が集まる場所。市街。まち。 「━に虎とらを放つ(=非常に危険なことのたとえ)」

いちに虎とらを放つ🔗🔉

いちに虎とらを放つ

いち【一】🔗🔉

いち【一】 数の名で、自然数の最初のもの。ひとつ。また、物事の最初や最もすぐれているものをいう。 「━に二を加える」 「━から出直す」 「━個・━日・━両日」 「第━・万━・逐━・日本━」 「金壱万円きんいちまんえん」など、証書類では多く大字だいじの「壱」を使う。 三味線で、一番低い音を出す糸。一の糸。 (造) ひとまとまり。 「━群・━座・━同」 それだけ。もっぱら。 「━念・━途いちず・━意専心」 わずか。ちょっと。 「━見・━抹いちまつ・━縷いちる・━いちべつ 多くの中の一つ。ある。 「━案・━部」 「━市民・━時代・━ジャンル」 とるに足りない意や、漠然とぼかしていう気持ちを添えることがある。「一議員の一改革案にすぎない」「一記者の取材に応じる」 漢数字で書くことば 縦書き・横書きを問わず、算用数字にはしないもの。現実にはゆれが激しいが、出版物で標準的と考えられる書き方。 「ひと・ふた・み…」と読む熟語…一晩・紙一重・一人っ子・瓜うり二つ・二月ふたつき・二つ返事・二日酔い・二十はたち・真っ二ぷたつ・三つ編み・三十路みそじ・四つ・五十日ごとおび・初七日しょなのか・八つ当たり・九重ここのえ  *数値を表す場合は算用数字でも書く(ミカン1つ・7回読む・9日ここのか)。近年、新聞だけでなく雑誌類もこの傾向がある。 全体で一つの「語」として特定の意味を持ち、他の数字に置き換えられないもの(漢熟語)…一個人・一段落(が付く)・一番乗り・一軒家・一昨日いっさくじつ・(〜の)一種・一般・一匹狼・一部分・一流・世界一・超一流・人一倍・青二才・二度と(来るな)・二枚目(の役者)・三振・第三者・四球しきゅう・四六時中・五分五分ごぶごぶ・七五三・七味唐辛子・北斗七星・八宝菜・九分九厘くぶくりん・十二指腸・十五夜・二十四節気・四十肩・四十九日(死後の)・百人一首・二百十日(雑節の)  *「1種から3種ほどがある」など、特に横書きで数値を表す場合は算用数字が一般的。 ことわざ成句…一を聞いて十を知る・氷山の一角・ローマは一日にして成らず・二階から目薬・二転三転・石の上にも三年・三度目の正直・四苦八苦・五十歩百歩・人のも七十五日・鬼も十八、番茶も出花・雀百まで踊り忘れず・千里の道も一歩より始まる あいまいな数、おおよその数(概数がいすう…二十回余り・十数個・十何年・十余人・何百回・数百年・数千円・千数百度  *これらは単位語(「十・百…」など、位取りを表す語)を用いて書く。 固有名詞…二重橋・三十三間堂さんじゅうさんげんどう・四日市市よっかいちし・五色沼ごしきぬま・八丈島・九州  *正式名に算用数字を用いるものは除く。 名数など、特定の意味のあるグループをいうもの…三役(相撲の)・四天王・六法・東京六大学・七福神・春の七草・八景・十種競技・十二支・三十六歌仙・東海道五十三次・四国八十八箇所 数値の性格を持つが、漢数字で書く慣用の強いもの…二院制・二重奏・三角形・三輪車・四半期・四六判しろくばん・五七五・五重の塔・五段活用・六三制・六面体・八頭身・十進法 ▼漢数字・算用数字の使い分けの基準は一律ではなく、さまざまであるが、一般に上のにあげた例を算用数字で書くのは不適切。数値・順位を書く場合は、漢数字・算用数字のどちらも使う。 ▼「十」などの単位語を使わずに書く場合もある(人のも七五日)。 ▼「一番」「一点」等についてはそれぞれの項を、「零・ゼロ」については「零れい」の項目を参照。

明鏡国語辞典 ページ 372