複数辞典一括検索+

たま‐むかえ【霊迎え・魂迎え】━ムカヘ🔗🔉

たま‐むかえ【霊迎え・魂迎え】━ムカヘ 盂蘭盆うらぼんの初日の晩に、迎え火を焚いて祖先の霊を迎えること。また、その儀式。精霊しょうりょう迎え。

たま‐むし【玉虫】🔗🔉

たま‐むし【玉虫】 本州以南に分布するタマムシ科の甲虫こうちゅう。金緑色の翅はねには赤紫色の縦線が走り、金属光沢を放つ。玉虫厨子たまむしのずしで知られるように、翅は古くから各種の装飾に用いられた。

たまむし‐いろ【玉虫色】🔗🔉

たまむし‐いろ【玉虫色】 光線の具合によって緑色や紫色に変わって見える染め色・織り色。 ◇どうにでも解釈できる曖昧あいまいな表現などのたとえにも使う。「━の答申」

たま‐も【玉藻】🔗🔉

たま‐も【玉藻】 藻の美称。

たま‐もく【玉目】🔗🔉

たま‐もく【玉目】 小さな渦巻きを連ねたような美しい木目。ケヤキ・クスノキなどの材に見られる。

たま‐もの【賜物】🔗🔉

たま‐もの【賜物】 恵みとして与えられたもの。 「この豊漁は海からの━だ」 あることの結果として得られたよい事柄。 「成功は努力の━」 ◆賜」とも。

たま‐や【霊屋】🔗🔉

たま‐や【霊屋】 霊魂を祭ってある建物。霊れいびょう 昔、葬送の前にしばらく遺骸を安置しておいた所。 ◇現在では墓の上に据える屋形のものをさす。

たま‐ゆら【玉響】🔗🔉

たま‐ゆら【玉響】 〔雅〕ほんのしばらくの間。わずかの間。 ◇副詞的にも使う。 関連語 大分類‖時‖とき 中分類‖一とき‖いっとき

たまら‐な・い【堪らない】🔗🔉

たまら‐な・い【堪らない】 連語 このままでは耐えられない意で、その状況に強い不満を表す。たまらぬ。〔文脈に応じて、がまんできない、かなわない、許しがたい、やりきれない、迷惑だ、処置なしだなどの意が出る〕 「このまま朽ち果てるのは私には━」 「こんなに暑くては━」 「これが詩では━」 「水洗いしたのでは服が━」 「…ては[のでは・だから]━」など、原因の表現となじみやすい。 強調した言い方に「たまったものではない」がある。 この上なくよい。堪こたえられない。 「大吟醸にからすみときては━」 「この緊張感が━」 「あの笑顔が━魅力だ」 《「━・く」の形で、副詞的に》程度が甚だしいさま。この上なく。とても。 「今夜の彼女は━・く美しい」 「こんな自堕落な生活が━・くいやだ」 《「て[で]━」の形で》感情や感覚が頂点まで達して、自分の力では抑えることができない意を表す。がまんできないほど…だ。…てならない。…てしようがない。…て仕方ない。…てたまらぬ。 「腹が立って━」 「心が痛んで━」 「不思議で━」 の丁寧形は「たまりません」。→「ない」のコラム 関連語 大分類‖悲しい感情‖かなしいかんじょう 中分類‖辛い‖つらい

明鏡国語辞典 ページ 3803