複数辞典一括検索+
つつ・く【▽突く】🔗⭐🔉
つつ・く【▽突く】

他五
指先やくちばしなどで軽く何度も突く。
「棒の先で草むらを━」
「キツツキがくちばしで木の幹を━」
「蜂はちの巣を━・いたような騒ぎだ」
「ひじで━・いて注意を促す」
はし・くちばしなどで突くようにして食べ物を食べる。
「すき焼き[焼き魚]を━」
ある事柄(特に、欠点や落ち度など)を取り上げて問題にする。
「例の件は━・かないほうがいい」
相手に何らかの刺激を与えて(特に、相手を非難して)、その行動を促す。
「親爺おやじを━・いて資金をせしめる」
つつける
関連語
大分類‖打つ‖うつ
中分類‖打つ‖うつ










つづ・く【続く】🔗⭐🔉
つづ・く【続く】

自五
物事の状態や動作・作用がとぎれることなくつながる。時間的に継続する。
「平和[晴天]が━」
「江戸時代は三〇〇年弱━・いた」
「円高が━」
「大会前日まで猛練習が━」
「命の━限り頑張る」
物と物とがとぎれることなくつながる。また、そのようにして連絡がつけられる。
「にぎやかな町並みが切れ目なく━」
「見渡す限り草原が━」
「行列が蜒々えんえんと━」
「胸から腹に━あたりが痛い」
「この道は都心部に━・いている」
一連の物事(特に、類似の物事)が時間をおかずに起こる。
「式典に━・いて祝宴がある」
「慶事が━・いて笑いが絶えない」
「悪いことは━ものだ」
「━・いて」の形で、接続詞的にも使う。「それでは、━・いて校長訓辞に移ります」
続き物の企画で、作品は離れた所に位置するが内容的には切れ目なくつながる意を表す。
「次号に━」
「五〇ページに━」
あとを追うようにして先行するものに従う。後続する。
「先生の後ろに生徒が━」
「前の人に━・いてお降り下さい」
「喜びに━・いて悲しみが来る」
すぐ次の順位(特に、第二位)を占める。次ぐ。
「会長に━実力者」
「東京に━大都市」
連体用法が多い。
身の支えとなる資金や食糧が絶えることなく存在する。もつ。
「資金が━・かない」
「食糧が━限り抵抗する」
続き
関連語
大分類‖続く‖つづく
中分類‖連続‖れんぞく














明鏡国語辞典 ページ 4071。