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つめ‐ばら【詰め腹】🔗🔉

つめ‐ばら【詰め腹】 他から強制されて切腹すること。 不本意ながら、むりやり責任をとらされること。強制的に辞任・辞職させられること。 「部内の不祥事で━を切らされる」

つめ‐みがき【爪磨き】🔗🔉

つめ‐みがき【爪磨き】 つめを磨くこと。また、つめをみがく道具。→マニキュアペディキュア

つめ‐もの【詰め物】🔗🔉

つめ‐もの【詰め物】 荷造りをするとき、中の品物のずれや損傷を防ぐためにすき間に詰めるもの。パッキング。 料理で、鳥・魚・野菜などの内部に別に調理した材料を詰め込むこと。また、その詰め込むもの。スタッフ。 虫歯の穴をふさぐために詰めるもの。

つめ‐よ・る【詰め寄る】🔗🔉

つめ‐よ・る【詰め寄る】 自五相手のそば近くまで迫り寄る。また、激しい態度で相手に迫る。 「敵陣に━」 「喧嘩けんか腰で━」

つめ・る【抓る】🔗🔉

つめ・る【抓る】 他五つねる

つ・める【詰める】🔗🔉

つ・める【詰める】 動下一 容器などに物をすきまなくいっぱいに入れる。 「バッグに荷物を━」 「油揚げにすし飯を━」 「鉄砲に弾丸を━」 「ペットボトルに麦茶を━」 「弁当を━」は、〜ヲに結果をとる言い方。ご飯などを詰めて弁当を作る意。 穴などの空所に物をすきまなく入れる。また、そのようにして穴やすきまをふさぐ。 「虫歯にセメントを━」 「土砂で穴を━」 長さや間隔などを短くする。 「ズボンの丈を━」 「胴回りを━」 「字間を━・めて書く」 「少し右に席を━・めてください」 「先頭との差を━」 「総動員態勢で製造日程を━」 「順に奥に━・めてください」のように、みずから(の体)を詰める意で自動詞的にも使う。また、「三日にあげず━・めて通う」のように、間隔を詰めて〜する意で自動詞的にも使う。 《「根こんを━」の形で》精神を集中させて、一つの物事を続けて行う。気を張りつめる。 「根こんを━・めて勉強する」 「そんなに━・めては体に毒だ」のように、自動詞的にも使う。 《「息を━」の形で》呼吸を止める。 「息を━・めて見守る」 「息を━・めて物陰にひそむ」 節約する。倹約する。つましくする。切り詰める。 「生活費を━」 「暮らしを━」 十分に検討を加えて、結論が出せるところまで持ってゆく。煮つめる。 「議論を━」 「細部を━」 「定価をいくらにするかを細かく━」 相手を追いつめる。特に、将棋で王将の逃げ場がないようにする。 「鋭い当たりで相手を土俵際に━」 「王手王手で王を━」 〔主に関西地方で〕空所に指などをあやまって差し込んで抜き差しならなくする。 「ドアに指を━・めないように注意してください」 仕事をする場所に出向いて、そこで待機する。 「署に━」 「持ち場に━」 ◇みずからを詰める意から。 《動詞の連用形に付いて複合動詞を作る》 …して窮地に追い込む。…して行きづまらせる。 「追い━・問い━」 間をおかずに…する。…し続ける。 「通い━・見━」 極限まで…する。 「思い━・突き━・煮━」 「階段を上り━」 「気持ちが張り━」 すきまなく…する。 「敷き━」 「タイルを貼り━」 つ・む(下二) 詰め 関連語 大分類‖縮む‖ちぢむ 中分類‖縮小‖しゅくしょう 大分類‖満ちる‖みちる 中分類‖充満‖じゅうまん

明鏡国語辞典 ページ 4105