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どころ‐か🔗🔉

どころ‐か 接助前に述べたことを強く打ち消して、さらに程度の高いことを述べる語。決して…ではなくて、(驚くなかれ)逆に…だ。 「昼寝どころか、夜寝る暇さえない」 「知っているどころか、兄弟ですよ」 「話をするどころか、会ってもくれなかった」 ◇名詞「ところ」+終助詞「か」から。 体言、用言の連体形、形容動詞の語幹などに付く。

ところ‐がき【所書き】🔗🔉

ところ‐がき【所書き】 紙などに住所を書き記すこと。また、その書いた住所。

ところ‐かまわず【所構わず】━カマハズ🔗🔉

ところ‐かまわず【所構わず】━カマハズ 場所柄を考えないで。どこでも構わず。所嫌わず。 「━大声で話す」

ところ‐がら【所柄】🔗🔉

ところ‐がら【所柄】 その場所の性質やようす。場所柄。 「━をわきまえない言動」

ところせまし‐と【所狭しと】🔗🔉

ところせまし‐と【所狭しと】 いかにも狭くて窮屈だといったようすをいう。 「家々が━立ち並ぶ」

ところ‐で🔗🔉

ところ‐で 話題を変えるときに使う語。それはそうと。 「━、仕事の方はどうですか」

ところ‐で🔗🔉

ところ‐で 接助《過去の助動詞「た」の連体形に付いて》仮定の事柄を受けて、それが実現しても予測通りの結果にならないことを表す。たとえ…したとしても。 「努力したところで報われない」 「謝罪したところで罪が消えるわけではない」 →ところが(接助)

ところ‐てん【心太🔗🔉

ところ‐てん【心太 海藻のテングサを煮て溶かし、型に流して冷やし固めた食品。「てん突き」と呼ばれる用具で麺めん状に突き出し、酢じょうゆ・糖蜜などをかけて食べる。 ◇「こころふと」の転とされる。

明鏡国語辞典 ページ 4405