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のたま・う【宣う・曰う】ノタマフ🔗🔉

のたま・う【宣う・曰う】ノタマフ 他四〔古〕「言う」の尊敬語。おっしゃる。 「もの知らぬことな━・ひそ竹取」 ◇「宣り給ふ」の転。 現代語では皮肉をこめて「社長が━には…」などと、また、「言う」の意で、「訳のわからないことを━な」などと、ふざけてからかう言い方としても使われる。 関連語 大分類‖言う‖いう 中分類‖言う‖いう

のたまわ‐く【宣わく・曰わく】ノタマハ━🔗🔉

のたまわ‐く【宣わく・曰わく】ノタマハ━ 〔古〕おっしゃることには。 「子━」 ◇尊敬語「のたまう」のク語法。

のたり‐のたり🔗🔉

のたり‐のたり 波などがゆるやかにうねるさま。のんびり動くさま。 「春の海ひねもす━かな蕪村

のたれ‐じに【野垂れ死に】🔗🔉

のたれ‐じに【野垂れ死に】 名・自サ変路傍などに倒れてそのまま死ぬこと。また、そのようなみじめな死に方。 「放浪の末、━する」 関連語 大分類‖死‖し 中分類‖‖し

のち【後】🔗🔉

のち【後】 《「…した━」「…の━」などの形で、下の用言に続けて》あることの終了を基準として、そのあとの物事の展開をいう。…に続く、そのあと。 「大学を卒業した━、演劇界に入った」 「城は本能寺の変の━(に)、焼失した」 「曇り━雨」 《時間を表す数詞を受けて、下の用言に続けて》基準の時点から新しい物事が展開する時点までの経過時間をいう。…後。 「事件はあれから二か月━に解決した」 これから先。将来。特に、死後。 「━に備えて真実を書き残しておく」 「━の世」 ◆

のち‐ざん【後産】🔗🔉

のち‐ざん【後産】 あとざん

のち‐ぞい【後添い】━ゾヒ🔗🔉

のち‐ぞい【後添い】━ゾヒ 二度目の妻。後妻。のちぞえ。

のち‐のち【後後】🔗🔉

のち‐のち【後後】 これからずっと先。また、それより先。将来。あとあと。 「━のために貯えておく」 「━困ったことになりそうだ」 ◇副詞的にも使う。

明鏡国語辞典 ページ 4813