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のっ‐と・る【乗っ取る】🔗🔉

のっ‐と・る【乗っ取る】 他五攻め入って自分のものにする。また、奪い取って自分の支配下に置く。 「城を━」 「旅客機を━」 乗っ取り

のっぴき‐ならな・い【退っ引きならない】🔗🔉

のっぴき‐ならな・い【退っ引きならない】 連語退くことも避けることもできない。どうにもならない。 「━用事で出かける」

のっぺい‐じる【汁・能平汁】🔗🔉

のっぺい‐じる【汁・能平汁】 油揚げ・里芋・椎茸しいたけ・人参・ゴボウなどを刻んでだし汁で煮込み、しょうゆ・味醂みりんなどで調味してから片栗粉でとろみをつけた汁。のっぺい。

のっぺら‐ぼう🔗🔉

のっぺら‐ぼう 形動凹凸もなく一面になめらかなこと。 「━の土地が広がる」 顔に目も鼻も口もない化け物。

のっぺり🔗🔉

のっぺり 一面に平らで変化に乏しいさま。また、顔の造形などが平板に感じられるさま。 「━(と)した地形[顔]」

のっぽ🔗🔉

のっぽ 名・形動背丈が高いこと。また、その人。 「━の/な選手」 「背高せいたか━」 ⇔ちび

の‐づら【野面】🔗🔉

の‐づら【野面】 野のおもて。野原。 「━を渡る風」

の‐で🔗🔉

の‐で 接助前に述べたことが後ろに述べることの理由原因であることを表す。 「地盤がゆるいので危険だ」 「事故があったので遅れました」 「まだ子供なので理解できない」 ◆格助詞「の」+格助詞「で」からとも、連語「のだ」の連用形からとも。 活用語の連体形に付く。 くだけた話し言葉では「んで」となる。「君が来てくれたんで助かるわ」 「から」と類義だが、「ので」は因果関係を話者の説明(=理由づけ)が必要な論理として、「から」は説明を要しない自然的な摂理として示す。「この犬はしぐさがかわいいのでから好きだ」「子犬はしぐさがかわいいから×ので)好きだ」「意地悪をしたのでから嫌われちゃったよ」「意地悪をするから×ので)嫌われるんだよ」「すべりやすいのでから注意しろ」「ぬれてるから×ので)すべるぞ」など。そのため、説明的ではない「から」は「悪いことをするからバチが当たったのよ」などと、しばしば強引で押しつけがましい論理展開となる。「どちらでも構わないから選びたまえ」「頼むからやってくれ」「電車がなくなるからもう帰ろう」など、説明抜きで論理の展開を急ぐ、命令・依頼・勧誘などの表現は「から」となりやすい。なお、「発育が悪いのは気温が低いからだ」のように、「からだ」とは言うが、「のでだ」とは言わない。→から(表現)

明鏡国語辞典 ページ 4815