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いん【印】🔗🔉

いん【印】 はん。はんこ。印鑑。また、それを押して得た形。印形いんぎょう。印判いんぱん。 「━を押す」 「認め━」 「捺━なついん・実━・烙━らくいん「一顆いっか…」と数える。 仏教で、手指で作る種々の形。形の違いによって悟りや誓願の内容などを表す。印契いんげい。印相いんそう。 「━を結ぶ」 (造) 刷る。しるす。 「━刷」 「━字・━象」 「印度インド」の略。 「━哲」

いん【因】🔗🔉

いん【因】 ことの起こり。もと。 「公害の━をなす」 「原━・敗━・死━」 仏教で、結果を引き起こす根源。 「━縁いんねん (造) したがう。よる。 「━習・━襲」 「因幡いなば」の略。 「━州」

いん【院】ヰン🔗🔉

いん【院】ヰン 法皇・上皇・女院にょういんの呼称。また、その御所。 「一の━」 「斎━さいいん」 「白河しらかわ━・建礼門けんれいもん━」 接尾戒名につける号。院号。 「文献━古道漱石居士」 (造)寺・学校・官庁などの施設・組織。 「書━・大学━・病━・衆議━」 ◇垣をめぐらした大きな建物の意から。

いん【陰】🔗🔉

いん【陰】 かくれた所。 「━に陽ように(=あるときはひそかに、またあるときは公然と)」 (造) 日の当たらない所。かげ。 「━影」 「緑━」 かくれる。人目につかない。 「━部・━謀」 易の二元説で、消極的・静的な性質のもの。 「━性・━気」 ⇔ 移って行く日かげ。時間。 「光━」

明鏡国語辞典 ページ 502