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ひねり【▽捻り・▼拈り・▼撚り】🔗⭐🔉
ひねり【▽捻り・▼拈り・▼撚り】

名
ひねること。
趣向を凝らすこと。
「━のきいたラストシーン」
相撲で、相手をねじるようにして倒す技。上手ひねり・下手ひねり・合掌ひねりなど。ひねり技。
→おひねり








ひねり‐だ・す【▽捻り出す】🔗⭐🔉
ひねり‐だ・す【▽捻り出す】

他五
知恵をしぼって、ようやく考え出す。
「妙案を━」
工面して費用を調達する。捻出する。
「少ない予算から交際費を━」






ひねり‐まわ・す【▽捻り回す】━マハス🔗⭐🔉
ひねり‐まわ・す【▽捻り回す】━マハス

他五
指先で一つの物をあれこれといじる。
趣向をこらそうとして、あれこれ工夫する。
◆「ひねくりまわす」とも。






ひね・る【▽捻る・▼拈る・▼撚る】🔗⭐🔉
ひね・る【▽捻る・▼拈る・▼撚る】

他五
指先でつまんで回す。軽くねじる。
「スイッチ[蛇口]を━」
「製氷皿を━・って氷を取り出す」
「口ひげを━」
「赤子の手を━ように打ち負かす」
「こよりを━」のように、〜ヲに
結果
をとる言い方もある。ひねることによってそれを作る意。
体の一部を回転させて向きを変える。
「上体を━・って後ろを向く」
「体を━・って着地を決める」
「飛び降りた拍子に足首を━・った」
首をしめて殺す。
「鶏とりを━」
《「頭を━」の形で》考えをめぐらす。
「いいアイディアはないかと頭を━」
「ああでもないこうででもないと頭を━」
《「首を━」の形で》考え込む。また、疑わしく思う。首をかしげる。
「どう処理したものかと首を━」
「不審そうに首を━」
あれこれ考えて俳句・歌や名案などを作り出す。ひねり出す。
「庭の紅梅を見て一句━」
あれこれ考えて普通とは違ったものを作り出す。趣向をこらす。
「あの先生はいつも━・った問題を出す」
「━・った…」の形で、多く連体詞的に使う。
簡単に負かす。
「ちょっと━・ってやろう」
〔古風な言い方で〕金銭を紙に包んで、おひねりを作る。
「心付けを━」
ひねれる
ひねり



















明鏡国語辞典 ページ 5232。