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うた‐あわせ【歌合わせ】━アハセ🔗⭐🔉
うた‐あわせ【歌合わせ】━アハセ

名
左右二組に分かれた歌人が同じ題でよんだ和歌を一首ずつ出し合い、判者はんじゃがそれぞれの優劣を判定して二組の勝敗を決める文学的遊戯。
◇平安時代から鎌倉時代にかけて貴族の間で流行した。




うたい【謡】ウタヒ🔗⭐🔉
うたい【謡】ウタヒ

名
能楽の詞章。また、それに節をつけてうたうこと。謡曲。




うたい‐て【歌い手】ウタヒ━🔗⭐🔉
うたい‐て【歌い手】ウタヒ━

名
歌をうたう人。歌手。




うたい‐もんく【▼謳い文句】ウタヒ━🔗⭐🔉
うたい‐もんく【▼謳い文句】ウタヒ━

名
宣伝などのために、特長・効能などを強調して言いたてることば。キャッチフレーズ。




うた・う【歌う(謡う・▽唄う・▽詠う・▽唱う)】ウタフ🔗⭐🔉
うた・う【歌う(謡う・▽唄う・▽詠う・▽唱う)】ウタフ

他五
節をつけた歌詞を唱えて、声によって音楽作品を作り出す。
「歌[長唄ながうた・流行歌・合唱曲・『赤とんぼ』]を━」
「謡曲[謡うたい]を謡う」
「オペラを━」
「アカペラで校歌を━」
「合唱では高音域を━」
「デュエットで━」
〜ヲに
作品
を表す語がくる。
オペラなどで、歌うことによって、その役割を務める。
「カルメン[タイトルロール]を━」
〜ヲに
役割
を表す語がくる。
物事を和歌や詩などの形で叙情的に表現する。詠む。
「移りゆく季節を和歌
に/で━」
「未練心をざれ歌
に/で━」
〜ヲに
対象
を表す語がくる。
鳥などが心地よい声で鳴く。
「花笑い、鳥━」
「小鳥たちが朝の歌を━」
「虫の━声が聞こえる」
「鳥が春の歌を━」のように他動詞としても使うが、多くは自動詞として使う。
◆
「歌」は広く一般に使う。「謡」は謡曲に使う。「唄」は「…唄」と書き表されるものをうたう意で好まれる。「詠」は、詠み込む意で
に使うほか、詠唱・吟詠の意で「詩吟を詠う」などと使うがやや特殊。「唱」は「歌」と同じ文脈で使えるが、一般には「歌」を使う。
歌える
謡
関連語
大分類‖声に出す行為‖こえにだすこうい
中分類‖歌う‖うたう
























明鏡国語辞典 ページ 573。