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まかり【▽罷り】🔗⭐🔉
まかり【▽罷り】
四段動詞「まかる」の連用形
《下に動詞を続けて》
意味を強める。
「━間違う・━通る・━成らぬ」
謙譲の意を表す。
「お屋敷まで━越す」
丁重の意を表す。
「一同の前へ━出る」





まがり‐かど【曲がり角】🔗⭐🔉
まがり‐かど【曲がり角】

名
道などが折れ曲がっている角の所。
物事の変わり目。転機。
「人生の━に立つ」
「━にきた商売」






まがり‐くね・る【曲がりくねる】🔗⭐🔉
まがり‐くね・る【曲がりくねる】

自五
幾重にも折れ曲がる。くねくねと曲がる。
「━・った道」




まかり・でる【▽罷り出る】🔗⭐🔉
まかり・でる【▽罷り出る】

自下一
「退出する」の謙譲語。
「御前を━」
「行く」の謙譲語。行く先の人物を高める。参上する。
「朝廷へ━」
「(人前に)出る」の丁重語。
「挨拶あいさつに━」
◇現代語では、厚かましく人前に出る意でも使う。「ぬけぬけと━」







まかり‐とお・る【▽罷り通る】━トホル🔗⭐🔉
まかり‐とお・る【▽罷り通る】━トホル

自五
「通る」を強めていう語。堂々と通る。また、堂々と通用する。
「大手おおでを振って━」
「不正が━世の中」
◇多く、よくないことにいう。
「まかり通らせる」などの形で、通用させる意で使うのはまれ。他動詞にした「まかり通す」も慣用になじまない。
関連語
大分類‖移動‖いどう
中分類‖通過‖つうか





まかり‐なら・ぬ【▽罷り成らぬ】🔗⭐🔉
まかり‐なら・ぬ【▽罷り成らぬ】

連語
「ならぬ」を強めていう語。決してしてはならない。
「弁解は━」




まがりなりに‐も【曲がりなりにも】🔗⭐🔉
まがりなりに‐も【曲がりなりにも】

副
完全ではないが。どうにかこうにか。
「━独り立ちした」
◇曲がった形でも、の意から。




明鏡国語辞典 ページ 5766。