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みせ‐びらき【店開き】🔗🔉

みせ‐びらき【店開き】 名・自サ変 店を開けてその日の営業を始めること。 新しく店を開いて商売を始めること。開業。 ◆⇔店仕舞い

みせ‐もの【見世物】🔗🔉

みせ‐もの【見世物】 料金を取って珍しい物や各種の芸を見せる興行。また、その出し物。 「━小屋」 多くの人から興味の対象として見られること。 「世間の━になる」 ◆公用文では「見せ物」。

みせ‐や【店屋】🔗🔉

みせ‐や【店屋】 商店。みせ。 「━さん」

み・せる【見せる】🔗🔉

み・せる【見せる】 動下一 人に示してある物が見えるようにする。また、ある物を見るようにさせる。見させる。 「係官に身分証明書を━」 「友人にノートを━」 「腕をまくって傷痕きずあとを━」 「敵に後ろを━・せて逃げる」 「〔店員に〕そこの時計を━・せて(=手近で見られるようにして)ください」 「子供にサーカスを━」 「いやがる証拠写真を━」 特定の動作や演技などを作りなしてそれを示す。やって見せる。披露ひろうする。 「選手たちが堂々の行進を━」 「ベテラン俳優が迫真の演技を━」 「泳法の手本を━」 「名人芸を━」 言語・行動・態度・表情などを通して内在的なものを外に表し示す。 「会社側は被害者に十分の誠意を━・せた」 「冷たいそぶりを━」 「驚きの様子を━」 「横綱の意地を━」 「相手に弱みを━」 「音楽に才能を━」 「手の内を━」 「お恥ずかしい姿をお━・せしました」 そのものがそうでないものに見えるようにする。 「紙を散らして降雪に━」 そのような性質をもったものに見えるようにする。 「優雅なことば遣いが彼女を上品に━・せている」 映画や芝居がよくできていて、人をして自然に見入るようにさせる。 「この芝居は最後まで面白く━」 「なかなか━映画だった」 美的な表記として「魅せる」と当てることもある。「今年は魅せる野球をめざします」 診察をしてもらう。また、専門的に鑑定や調査などをしてもらう。 「子供を医者に━」 「掛け軸を鑑定士に━」 「しかるべき人に━・せれば故障の原因もはっきりしよう」 診察の場合は、「診せる」とも。 《「…に姿を━」「…に顔を━」などの形で》自分の姿が人の目に入るようにする意で、…に姿[顔]を現す。 「週に一度は同好会に顔を━」 「朝日が山の端に顔[姿]を━」 「富士山が雲間に姿を━」 物事に対してある姿勢や反応を表し示す。 「演劇に興味を━」 「仕事に熱意を━」 「法案の成立に積極的姿勢を━」 物事がその状態や推移・変化などを現し示す。 「町並みが落ち着いたたたずまいを━」 「景気が回復の兆しを━」 「台風が衰えを━」 「政局が意外な展開を━」 「理論がほころびを━」 ◆謙譲表現に「ご覧に入れる」「お目にかける」「(御)高覧[尊覧・貴覧]に供きょうする」、謙けんそんした言い方に「笑覧に供する」などがある。 補動《動詞の連用形+「て[で]」に付いて》 人に見えるように実際にその行為をする。 「うなずいて━」 「ほほえんで━」 話し手の強い意志(=決意)を表す。 「何としても彼に勝って━ぞ」 「パソコンは夏休み中にマスターして━」 み・す(下二)

明鏡国語辞典 ページ 5893