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めんよう【面妖】🔗⭐🔉
めんよう【面妖】

名・形動
不思議なこと。怪しいこと。
「はて、━な」
◇「めいよ(名誉)」の転じた「めいよう」がさらに転じた語。
「面妖」は当て字。





めん‐よう【面容】🔗⭐🔉
めん‐よう【面容】

名
顔かたち。顔つき。




めん‐るい【麺類】🔗⭐🔉
めん‐るい【麺類】

名
小麦粉やそば粉などを練って延ばし、細長く切った食品。うどん・そば・そうめん・スパゲッティなど。




も【▽面】🔗⭐🔉
も【▽面】

名
〔雅〕表面。おもて。
「川の━」




も【喪】🔗⭐🔉
も【喪】

名
親近者の死後、その死をいたみ、身を慎むために、祝い事や社交的な行動を一定の期間避けること。
「━に服す」
「━が明ける」




も🔗⭐🔉
も

副
さらに。もう。
「━少し待ってくれ」




も🔗⭐🔉
も

副助
同類の事物をつけ加える。
「この店は安いし味もよい」
「君が行くなら僕も行く」
同類の事物の暗示を含むことが多い。「今日も暑いね(「昨日」などを暗示)」「家族のことも考えろ(「仕事」などを暗示)」「君も短気だな(他の話題の人などを暗示)」
《「AもBも(Cも)…」の形で》同類の事物を並べ挙げる。
「明日は祖父も祖母も来る」
「数学も理科も苦手だ」
「賛成も反対もしない」
「逃げも隠れもしない」
「聞くも涙、語るも涙の物語」
同類の事物の暗示を含むことが多い。「東京も大阪も雨だ(間に挟まれた名古屋などを暗示)」
《「AもBも」の形で、事物を対句的に並べ上げて》それを含むすべてを言外に暗示する。下に来る肯定/否定の違いによって、全面的な肯定にも否定にもなる。
「老いも若きも(=誰もが)感動した」
「酸いも甘いも(=何事も)かみ分ける」
「泣いても笑っても(=どうしようと)これで終わりだ」
「猫も杓子も(=誰もが)ケータイだ」
「煮ても焼いても(=どうしても)食えない」
「西も東も分からない(=全く不案内だ)」
「死んでは元も子もない(=すべてを失ってしまう)」
用例に見るほか、「誰も彼かも」「どこもかしこも」「どれもこれも」など、固定した言い回しが多い。
《「AしてもAしても」の形で》いかに[いくら]…しても。
「やってもやっても終わらない」
「取り締まっても取り締まっても違反者が出る」
《「AもBならCもBだ」「AもBすればCもBする」の形で、Bに同じまたは同類の意を表す語をとって》二つの事柄が同時に成り立つ意を表す。
「夫も教師なら妻も教師だ(=ともに教師だ)」
「数学も苦手なら理科も苦手だ(=ともに苦手だ)」
「酒も飲めばタバコも吸う」
《不定の意を表す語に付いて》どの場合にも当てはまる意を表す。下に打ち消しを伴うときは全面的な否定となる。
「どちらも似たりよったりだ」
「苦しいのはどこも同じだ」
「何もない」
「誰も知らない」
「どの子もあてにならない」
《少ない数量や小さな動きを表す語に付き、下に打ち消しを伴って》全面的な否定を表す。
「少しも待てない」
「ぴくりとも動かない」
「一つもない」
「一歩も譲らない」
《数量を表す語に付いて》
程度の多さを強調する。
「一時間も待った」
「毎月十万円も払えない」
「百人も押しかけた」
《接続助詞「ば」を伴う条件句に使って》上限を示して数量の少なさを表す。
「五分もすれば帰ってくる」
「一万もあれば買える」
《下に数量や疑問の語を伴って》過去のことを推量して、おおよその程度を表す。
「一時間も待っただろうか」
ある物事(特に極端な物事や高い評価を表す物事)をとりたてて、通常は成立しないがと一歩引く気持ちを添えながらも、この場合は大いに成立すると主張してその文意を強める。…(で)さえも。…といえども。…でも。
「中には泣き出す人もあった」
「冗談もいいかげんにしろ」
「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」
「自信家の彼もどうやらお手上げだ」
「弘法も筆の誤り」
「名人も真っ青」
ことさらにとりたてて、否定の意を強める。
《下に打ち消しを伴って》容易なことなのにといった気持ちで物事をとりたて、否定の意を強める。…さえも…ない。
「こんなに簡単なことも分からないのか」
「挨拶あいさつもろくにしない」
「顔も見たくない」
「わき目もふらずに勉強する」
《「…もしない」の形で》動詞の実質的意味を表す部分をとりたてて、否定の意を強める。
「予想もしなかった事件が起こった」
「働きもしないでごろごろしている」
「読みもしないで論評するな」
《「…もない」の形で、多く固定的な言い回しに使って》上の体言をとりたてて、否定の意を強める。
「わびるどころか反省する気もない」
「やるつもりもないくせに偉そうな口を利く」
「受賞はこの上もない喜びです」
「これしきは造作もないことだ」
「現場は手の着けようもない惨状だ」
「くつろぐ間もなく出発する」
《「AもA」の形で》まさしくそれであることを強調していう。
「折も折、まずいところで会ったものだ」
「成功も成功、大成功だ」
「真ん中も真ん中、ど真ん中の好球だった」
「本当も本当、うそ偽りのない話だ」
《「…も…たり」の形で、同じ動詞を繰り返して》詠嘆・感動の意を表す。
「打ちも打ったり三千本安打」
「歩きも歩いたり四万歩」
《「AもAならBもBだ」などの形で》どちらも普通でない意を表す。否定的な評価を伴う。
「親も親なら、子も子だ」
「だますほうもだますほうだが、だまされるほうもだまされるほうだ」
「反論(のほう)も反論(のほう)で、ひどいものだった」のように、他方を言外に示して一方だけをいう言い方もある。
さりげなくとりたてて、文意をやわらげる。「おなかもすいたし、食事にするか」「天気もいいから、散歩でもしよう」「一晩休めば、疲れもとれる」「試合も始まってみると何てことはないさ」
《多く、文末表現に使って》一歩引く気持ちで、その判断をやわらげる。
「自由に発言することも可能だ」
「もう帰ってもいいんだぜ」
「彼だって素直になることもある」
「その件なら知らなくもない」
「そんな感じがしないでもない」
「乞こわれれば応じもしよう」
「やむをえないと考えもするが…」
さりげなくとりたてて、抗しがたい事の移りゆきになにがしかの感慨を添える。…もまた(みんなと同じく)。
「横綱もそろそろ引退だな」
「母も随分と老け込んだものだ」
「あのおてんば娘も、来月は結婚だ」
《「AもB」の形で》Aをさりげなくとりたてて、Aに含まれる(Aの性質をもつ)Bの位置づけをいう。
「二〇世紀も中ごろのことだ」
「商店街も五百メートルも行くと寂しくなる」
「天才もモーツァルト級となると別格だ」
「変化球も胸の高さだと打ちごろだ」
軽い詠嘆を込めて事物をとりたてる。多く、人為を超えた物事の順当な推移についていう。
「夜もふけた」
「暮れもおしつまった」
「今や春もたけなわ」
「ついに夏休み[戦争]も終わった」

接助
《動詞の連体形や形容詞の連用形に付いて》…ても。
「今日に至るも完成を見ない」
「どんなに多くも五人までだ」
「遅くも三時までには着く」
◇古風な言い方。

終助
文語
感動・詠嘆を表す。…(だ)なあ。
「このあしたくれなゐ深くいろづける山の膚はだへに雲触りゆくも
斎藤茂吉
」















































明鏡国語辞典 ページ 6056。