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や‐もり【
守宮
】🔗⭐🔉
や‐もり【
守宮
】

名
人家やその付近にすむトカゲ目ヤモリ科の爬虫はちゅう類。体形はトカゲに似るが、灰褐色の背面に暗色の斑紋がある。太い指先に吸盤の働きをする毛状突起をもち、壁・天井などに吸いつく。夜活動し、昆虫を捕食する。ニホンヤモリ。






やや【▽児・▽稚】🔗⭐🔉
やや【▽児・▽稚】

名
〔古風な言い方で〕あかご。赤ん坊。
◇「ややこ」の略。




やや【▼稍】🔗⭐🔉
やや【▼稍】

副
いくらか。少し。
「━太り気味だ」




やや‐こ【▽稚▽児】🔗⭐🔉
ややこし・い🔗⭐🔉
ややこし・い

形
複雑でわかりにくいさま。
「両者の関係は━」
「話が━・くなる」
‐げ/‐さ





ややも‐すれば【▽動もすれば】🔗⭐🔉
ややも‐すれば【▽動もすれば】

連語
とかくそのような状態になりやすいさま。ともすれば。どうかすると。ややもすると。
「━親にたよりがちだ」




やよい【《弥生》】ヤヨヒ🔗⭐🔉
やよい【《弥生》】ヤヨヒ

名
陰暦三月の別称。
◇太陽暦の三月にも使う。




やよい‐じだい【《弥生》時代】ヤヨヒ━🔗⭐🔉
やよい‐じだい【《弥生》時代】ヤヨヒ━

名
弥生土器が製作・使用された時代。縄文時代のあと、紀元前五、四世紀ごろから紀元後三世紀ごろまで。




やよい‐どき【《弥生》土器】ヤヨヒ━🔗⭐🔉
やよい‐どき【《弥生》土器】ヤヨヒ━

名
縄文土器に続いて出現した素焼きの土器。一八八四(明治一七)年、東京本郷の弥生町貝塚から出土したことからの命名。輪状の粘土帯を積み上げる輪積み法で成形され、縄文土器より高い温度で焼成されている。薄手で、赤褐色のものが多い。壺つぼ・甕かめ・高坏たかつき・鉢などがある。弥生式土器。




やら🔗⭐🔉
やら

終助
《多く上に疑問の語を伴って》不確かな気持ちを込めて自問する意を表す。…だろうか。
「あいつは一体どこへ行ったやら」
「何を考えているのやら」
「この先どうなることやら分からない」

副助
《不定を表す語に付いて》不確かの意を表す。…か。
「何やら不満げな様子だ」
「どうやら留守のようだ」
「誰やら騒いでいる」
《「…とやら」の形で、体言や活用語の終止形を受けて》それと特定せずにぼかして示すのに使う。…とか(いうもの)。
「フィアンセとやらに紹介された」
「リストラとやらでクビになった」
「その声ざまの美しさは、極楽に棲すむとやら承った伽陵頻伽かりょうびんがにも劣るまじい
芥川
」
《「AやらBやら(Cやら)」の形で、体言や活用語の連体形を受けて》同類の事柄を並べ上げるのに使う。…とか…とか。
「酒やら料理やらを振る舞われた」
「泣くやらわめくやらの大騒ぎ」
◆「にやあらん」が「やらん→やらう→やら」と転じた。















明鏡国語辞典 ページ 6210。