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やるかた‐な・い【遣る方無い】🔗🔉

やるかた‐な・い【遣る方無い】 心にわだかまる思いが晴らしようがないと思われるほど、ひどく不快な気持ちである。やり場がない。 「憤懣ふんまん━」 「無念━」 否定的な心理を表す名詞に直接続けて一語のように用いる。

やる‐き【遣る気】🔗🔉

やる‐き【遣る気】 みずから物事をなしとげようとする積極的な気持ち。 「━がない」 「━満々」

やるせ‐な・い【遣るせない(遣る瀬無い)】🔗🔉

やるせ‐な・い【遣るせない(遣る瀬無い)】 悲しみや寂しさなどを晴らすことができないさま。また、そのためにつらい気持ちである。せつない。 「師の晩年を思うにつけ━寂しさを感じる」 「━恋心」 「やるせる」という動詞はなく、「やるせぬ」は誤り(×やるせぬ思い)。また、丁寧形を「やるせありません」とするのも標準的でない。→「ない」のコラム ‐さ 関連語 大分類‖悲しい感情‖かなしいかんじょう 中分類‖辛い‖つらい

やれ🔗🔉

やれ ほっとしたとき、喜びを感じたときなどに発する語。 「━、ひと安心」 困惑したとき、あきれたときなどに発する語。 「━、うるさいことだ」 「━学費だの━ローンだのと出費が重なることだ」

やれ‐やれ🔗🔉

やれ‐やれ 安心したとき、また、深く心に感じたときなどに発する語。 「━、やっと終わった」 「━、かわいそうに」 疲れたとき、困惑したとき、がっかりしたときなどに発する語。 「━、また残業か」 「━、困ったことになった」 ◆「やれ」を重ねていう語。

や‐ろう【野郎】━ラウ🔗🔉

や‐ろう【野郎】━ラウ 男性をののしっていう語。 「この━、待ちやがれ」 「ばかな━だ」 ◇代名詞的にも使う。 〔俗〕男性。特に、若い男性。 「━ばかりでカラオケに行く」 関連語 大分類‖人‖ひと 中分類‖男性‖だんせい

明鏡国語辞典 ページ 6217