複数辞典一括検索+
よろこ・ぶ【喜ぶ(▽慶ぶ・▽悦ぶ・▽歓ぶ)】🔗⭐🔉
よろこ・ぶ【喜ぶ(▽慶ぶ・▽悦ぶ・▽歓ぶ)】

他五
好ましい出来事に満足しうれしく思う。〜に喜びを感じる。
「実験の成功を心から━」
「無事だと聞いて大いに━」
「母の━顔が見たい」
「涙を流して[躍り上がって]━」
⇔悲しむ
「合格の知らせに小躍りして━」など自動詞としても使う。〜ヲが単に
喜びの対象
を表すのに対し、〜ニは、〜を知って喜びを感じる意で、喜びの原因に重きをおいた表現となる。
好ましいこととしてうれしく思う。喜んで受け入れる。歓迎する。
「彼女は私の提案を少しも━・ばない」
〔手紙やあいさつで使って〕めでたいこととしてうれしく思う。祝福する。
「御婚約[初春]を心からお慶び申します」
「皆様におかれましては御健勝のこととお慶び申し上げます」
《「━・んで」の形で、副詞的に》喜びに心が浮き立つさま。また、依頼などをこころよく引き受けるさま。
「━・んで出かける」
「━・んで出席します」
◆
「悦」は心にかなってうれしく思う、「歓」はにぎやかにわいわいと喜ぶ意だが、今は「喜」を使う。「慶」は
で好まれる。
喜べる
喜び
関連語
大分類‖快い感情‖こころよいかんじょう
中分類‖喜ぶ‖よろこぶ
「喜ぶ」を表す表現
▼うれしく[有り難く/幸せに/満足に/喜ばしく/欣快きんかいに/同慶に/恐悦に]思う・幸せ[喜び]を感じる・恐悦至極に存じます
▼幸福感[満足感]に包まれる・全身が幸せ[至福の思い]に満たされる・喜びがこみあげる・無上の歓喜[喜悦/愉悦/悦楽/法悦]に包まれる・〜を喜びとする・喜ばしき限りだ・欣快きんかい[欣幸/同慶/恐悦]の至りだ・天にも昇る心地がする・悦に入る
▼わくわく[うきうき/そわそわ/ぞくぞく]する・心が踊る[弾む/ときめく/騒ぐ]
▼うれし[楽し]げだ・うれし[満足]そうだ・ご満悦の趣[体てい]だ・満足の面もちだ・いそいそと〜する
▼満面に微笑みを浮かべる・莞爾かんじ[婉然えんぜん]として笑む・欣然きんぜん[喜々]として〜する・喜びを満面[顔]に浮かべる・喜びを顔にみなぎらせる・喜びで顔がほころぶ・
をゆるませる・相好そうごうを崩す・うれし涙[歓喜の涙/随喜の涙]を流す・感涙にむせぶ・目を細める・目を輝かせる・喜びの眉まゆを開く・歓天喜地

















明鏡国語辞典 ページ 6368。